いづみや 本店
埼玉県さいたま市大宮区大門町1-29 2013年10月31日訪問
店舗概要
久しぶりに友人と連れ立って大宮で飲むことになったことから訪れました。
JR大宮駅ロータリー前の店舗で東口から徒歩1分と言うところで、かつて「吉田類の酒場放浪記」で取り上げられた店舗ですから、凡そのイメージはつくでしょう。
どこから見ても居酒屋に違いないエントランス
外観はどこからどう見ても居酒屋そのものです。こちらは本店で2号店もあるのですが、単純に客が増えたので隣接の建物を2号店としたのだそうです。
店内は溢れんばかりの呑兵衛で一杯です。
店舗コンセプト!?
「安い、旨い、早い、元祖居酒屋いずみや本店」がいい味出しています。
オヤジの熱気が。。。
店内は長テーブルがズラッと並べてあるので、基本的にオール相席ってことになります。
探すだけでも結構疲れる
壁には怒涛のメニューが貼られていて、目指すメニューを見つけるのに時間がかかります。当然、テーブルにメニューはありませんから、皆さん壁と睨めっこという構図となるのです。
オジサンにはオバサンでしょう^^
厨房はこちらで、基本的にオバちゃんばかりのスタッフで、小難しいことも無く、実に気さくな雰囲気に包まれています。
感想
色が玉露のチューハイですよ
友人はやはり生ビールからですが、私はいきなり「玉露割りチューハイ」からスタートです。
ここは玉露の香りがどうとか・・・、などと味わうものでもなく、只管、グイグイいくのです。
「モツ煮込」はこの店の売りです
ペナペナな薄さが昭和ノスタルジーのハムカツ
最初の肴は「もつ煮込み」「ハムカツ」x2 そして「漬物」です。
よ~く煮込まれた芳醇な・・・、などとは言わずにとにかく酒には合う「もつ煮込み」で、“いずみや名代 もつ煮込み 170円”が嬉しいじゃないですか。
意外と量のある漬物と、とにかく昭和の時代にタイムトリップしたような懐かしの「ハムカツ」で酒も一気に進み、ここで「玉露・・・」と「チューハイ」のお替りです。
謎の「琥珀色」チューハイ
この「チューハイ」何故か茶色掛った色をしているのですが、何が入っているかは謎なのです。
一応、「琥珀色のチューハイ」と呼んでおきましょうか。
兎にも角にも「かきフライ」です
次は逸品勝負とばかりに「かきフライ」360円に挑戦です。
3ヶで360円ですから、まあ悪くないコスパでしょう。
ただし、タルタルソースなどと贅沢を言ってはいけません。ここは全て醤油かソースで仕上げましょう。
ソースといっても当然ウスターソースで、「かきフライ」に掛ったウスターソース、って言うのも昭和ノスタルジーですかね!?
酒の肴としては十分な「かきフライ」です。
ここで更にお替りで「同じモン」の一言で、お替りの酒がやってきます。
怒涛の一夜干し
戦略的マカロニサラダ!?
この辺りで腹の具合も程よくなり、締め的に「いかの一夜干し」と「マカロニサラダ」をオーダーします。
「一夜干し」は380円でこのボリューム、締め的には多すぎたかなとちょっぴり反省。
一方、何の変哲も無い「マカロニサラダ」は妙に塩が効きすぎています。「マカロニサラダ」に何故塩を効かせねばならないかは謎ですが、基本的に酒の量を増やす戦略でしょう、きっと。
この戦略にまんまと嵌り、最後、私は「チューハイ」で、友人は「水割りブラック」
コンビニエンスな水割り
で、この「水割りブラック」とは、ブラックニッカが既に水割りになって出来ているという、メーカー直送のまんまの手間いらずの水割りなのです。
そして酒宴は佳境に入り、何故か隣にいた客が偶然にも友人の近所に住んでいる人とかで一層盛り上がり、食べ切れ無そうな「一夜干し」と食べられなさそうな“しょっぱい”「マカロニサラダ」をおすそ分けと称して差し上げてみました。
そうこうして隣人と合計4名で盛り上がり、2時間も過ぎたことから帰宅と相成ったのです。
1人でじっと客の喧騒を楽しむのもよし、少人数で会話を楽しむのもよし、大人数で騒ぐのもまたよし。
ただし「美味いものを食べたい」などとお考えの方は止めたほうが懸命です。なんと言っても吉田類的ワールドなお店なのですから。。。
因みにこの日の勘定は、二人合わせて4,500円でお釣の来る値段でした。まさに庶民の味方「いずみや本店」の面目躍如でしょう。
大宮に来られたら、ちょっと寄って時間をつぶすのにはもってこいの店舗です。
午前中から開店していますからね^^
2013.11.08記
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