バス比較サイト『Bus sagasu』で、“新訂 旅と歴史”の記事を掲載して戴きました。

今や全国的に有名な観光地となった埼玉県の川越市は、“小江戸川越”と呼ばれ多くの観光客を集めています。
以前も喜多院や蔵の街並みを掲載いたしましたが、今回は、戦国時代の息吹、江戸時代の情緒、明治時代の気概、大正時代の浪漫、と時代を追いながら、小江戸川越の見所を記載しました。

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掲載記事リンク
江戸情緒から大正浪漫を堪能!ノスタルジックな小江戸・川越観光名所5選

ご一読願えたら幸いです。

2015.08.18掲載
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はじめに

「喜多院」はジャンルAで9,368票を獲得して第9位にランクされました。

「喜多院」は慈覚大師円仁の草創といわれる。中興の尊海僧正を経て、1599(慶長4)年に徳川家康の政治指南番ともいわれた天海僧正が27世住職に就くや、寺領4万8000坪を与えられ大寺となった。境内の建築物、寺宝には国、県、市指定文化財が多い。江戸城から移築した「家光誕生の間」「春日局化粧の間」なども。また、周囲には家康をまつる東照宮や日枝神社、五百羅漢などがある。初参り、初大師、節分、七五三祝いなどの諸行事はもちろん、一年を通して訪れる人の姿は絶えない。
(本書より)

川越市を訪れるのは、3年前の2008年10月19日に行われた【川越祭り】以来です。
川越市自体は、自宅のある上尾市との隣接市で荒川と入間川の2本の川を隔てた先にあるので、実に近い距離にありながらも、先の川越祭りを含めて数えるほどしか訪れていないのです。
その川越市は今や、さいたま市、川口市についで県内3位の人口の大都市でありながら、秩父市と並んで観光地としても全国にも知れ渡った存在なのです。歴史的には平安時代の河越氏からはじまリ、室町時代の太田道灌を経て、江戸時代に川越藩として栄えた街で「小江戸」の別名を持ち、関東地方での文化財の数としては神奈川県鎌倉市、栃木県日光市に次ぐものとして歴史的街並みと共に、観光都市としてしての証となるものです。これは、街自体の活性化への努力とともに、NHKの大河ドラマや連続テレビ小説などの効果も見逃せないところです。

このような川越ですから見所は満載なのですが、今回はその中でも「小江戸」のシンボルともいえる喜多院ですので、まさに江戸時代を中心とした歴史の散策となるところです。
川越市の観光の見所として大別すると3ヶ所となります。
1つは蔵の街並みを中心としたエリア。2つ目が博物館を中心としてエリア。そして3つ目がこの喜多院を中心としたエリアなのです。前回の川越祭りでは1の蔵の街並みを散策しましたので、今回は喜多院エリア、そして時間があれば博物館エリアと、欲張って2ヶ所の散策を予定しています。
前回は祭りであったため交通規制があるので電車で訪れましたが、今回は車で向かいます。
自宅を朝9:30頃に出発し、最初の目的地の喜多院にはほぼ10:00には到着しました。ドアトゥドアで30分程度の距離でしたが、これを電車でいくとおおよそ1時間半はかかるでしょう。
11月23日勤労感謝の日の祝日、天気もまずまずのようなので、よい散策が出来ることでしょう。

小江戸川越観光協会】http://www.koedo.or.jp/


はじめに

2008年10月18.19日の両日に行われた【川越まつり】は、ジャンルB、芸術・スポーツ・芸能・祭り・風習・イベント 部門で5.198票を獲得して第12位にランクされました。

本書の説明です。

【川越まつり】は川越市最大の祭りで元来は総鎮守氷川神社の祭礼行事。
1648(慶安1)年、川越城主・松平信綱が御輿2基と獅子頭、太鼓などの祭具を寄進。江戸の「天下祭」にならって「神幸祭」を興したことに始まると伝えられている。
江戸文化の伝統、絢爛豪華な形態を残している祭の花形「山車」は、20数基(県指定文化財10基)ある。以前は毎年10月14日、15日の両日で、14日は御祭礼の宵宮だった。時代の流れで、1997(平成9)年から10月の第三土・日曜日に変更。ただし、2000年は例外で14、15日に開催する。

本書の説明でもあるとおり、「川越まつり」は「川越氷川祭の山車行事」のことを言い、2005(平成17)年、国指定重要無形民俗文化財に指定されました。また、山車についても大正以前に建造された10台の山車が埼玉県の有形民俗文化財に指定されています。更に、囃子連の中にも、仲町の山車に乗る中台囃子連、六軒町の山車に乗る今福囃子連中は埼玉県の無形民俗文化財に指定されていると言う、歴史的価値のある祭りといっても過言ではないでしょう。
そして、今年は、寄進された御輿が氏子の町を最初に渡御した(所謂、氷川神社の祭礼行事の始まり)1651(慶安4)年から、ちょうど氷川祭発祥360年記念の年にあたるそうです。

そんな記念すべき年に【川越まつり】を体感しに川越市に向かいました。
なお、「川越まつり」と「蔵造りの町並み~時の鐘」はほぼ同じ界隈ですので、”まつり”と”町並みを”両方見学しています。ただし、【蔵造りの町並み~時の鐘】もジャンルAの第21位にランクされていますので、便宜上分けて記述しています。

川越市オフィシャルサイト】 http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html


はじめに

「蔵作りの町並みと時の鐘」はジャンルA、名所・自然・史跡・観光施設・文化財・文化施設で得票数5,650 票を集め第21位にランクされました。
全国的にも有名な、今や観光地として賑わっている感もある川越市ですが、県民の評価は以外と低かったようです。ただし、同じ街の【 喜多院 】 がランク9位なので、票を分けてしまった結果かもしれませんが、川越市として考えればやはり知名度も高く、自慢するに相応しと考えるのが妥当ではないでしょうか。
本書の説明です。

一番街商店街通りを中心に、江戸から明治にかけて建てられた「蔵造り」の建物が並ぶ。
この中で重要文化財に指定されている大沢家住宅は、江戸時代(寛政4年)の町屋の土蔵つくりとしては唯一の遺構。これ以外は、1893(明治26)年の「川越大火」の後に建てられた。
近くにある「時の鐘」は、城下町川越を象徴する貴重な建造物。高さ16mの鐘桜から、現在も一日に4回、時を告げている。
1999(平成11)年、周辺約7.8haが「重要伝統的建造物群保存地区」に選定された。県内では初、関東では千葉県佐原市に次いで二番目。

現在の繁栄した川越になるまでには幾多の困難と努力があったそうです。
川越の文化財・・・所謂、伝統と現実とをどのように融合させるかが川越の選んだ道でした。結果として現在あるように観光地として、そしてベットタウンとしても両立し、かつ伝統、文化を残しているのです。
魅力あふれる川越を楽しみたいと思っています。

川越市オフィシャルサイト】 http://www.city.kawagoe.saitama.jp/www/toppage/0000000000000/APM03000.html