プロローグ

2009年5月23日(土)、北区西ヶ原周辺で『名探偵★浅見光彦の住む街 「失われた地図」』と題されたミステリーウォーク2009に参加しました。

浅見光彦といえば知る人ぞ知る名探偵として、内田康夫氏の生み出したキャラクターです。ファンクラブもあるくらいなので特に説明も必要としないかもしれませんが、一応前説として。
そもそものきっかけは何気なく読んだ1冊でした。でもそのタイトルはもう憶えていません。
とにかく面白かったのを憶えています。それが2、3年前でしたでしょうか。故にファン歴は実に乏しいのです。
そこで嵌ってからは、一直線にBookoffへ。 いきなり10冊程度手当たり次第に選んで読みふける。読み終わると10冊を売りながら次の10冊を買ってくるの繰り返しで、この段階で家内共々内田ミステリーファンに。
実際手元に残っていないので、しばらくすれば読んだものと読んでいないものがわからなくなりリスト作成を・・・ その甲斐もあって、半年ほどでほぼ100冊は読破しました。休日は1日で1冊読む日もあったくらいで、如何に嵌り込んだのがわかるというものです。 Bookoffで買えるものはすべて買いつくし、それをすべて売りつくした結果、現在我が家に残っている内田ミステリーはハードカバーの3冊程度しか残っていませんが、かつて我が家で内田ミステリー・一大ムーブメントが起きたことは確かでした。

一体何故それ程面白かったのかといえば、面白いものに理由が必要か・・・などと斜に構えても仕方ないので自分的に分析をしてみました。 答えは至極簡単。国民的人気TV番組を2つ混ぜたら面白くないわけが無いでしょう!? ということ。
最後に出てくる印籠で勧善懲悪の最たる世界の「水戸黄門」と、いつまで経っても歳をとらない模範的ホームドラマ「サザエさん」を合体しミステリー仕立てにして、歴史や社会で味付けしてあるわけですからね。
ややもすればごった煮の感は否めないかもしれませんが、そこはプロット無しの作者の力量で実に上手い味が出ているのです。

でもこの「軽井沢のセンセ」の書いたものは、業界ではウケが良くないのですね。 所謂、無冠の帝王!?  殆ど・・・皆無?・・・賞を貰ったことが無い。
およそ文学とかけ離れているのか、それともコマーシャるリズムが気に入らないのか。はたまた単に嫌われているのか・・・
理由はどうあれ、小説なんて所詮はエンターテイメントでしょう。面白ければそれでよいのでは。そして面白ければ売れるのが筋でしょう。ガンガン売れ続けて何が悪い。センセも出版社も本屋も皆、ウハウハでしょう。
売れて何ぼの世界は、「センセ」ご自身が一番ご存知じゃないかな。代理店のコピーライターでしたから。
まあ、読んでる我々にしても文学性とか芸術性とかいちいち感じながら読んでいるわけでもなく、面白いか、面白くないかの2つに一つの結論しかないでしょう。
そんな意味で、面白ければそれで良いのです。

そんな内田ミステリーも最近ではTVで見る以外はすっかりご無沙汰です。読んでいないタイトルも結構あるのですが現在は宮部ワールドに浸かってしまっていますし。
そんな時にたまたま見た北区観光協会のサイトの「ミステリーウォーク」の文字が。 常々一度は行ってみたい平塚亭と思っていたので、Just do it ・・・いい機会なんで行ってみることにしました。
2009年5月23日土曜日、今日は気温も高めで内も外も熱くなるかもしれません。

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