旅のサイト【たびねす】に掲載された『湘南ビギナーにおススメ!茅ヶ崎のサザンなデートスポット5選』のサブバージョンです。
概要は記事をご参照ください。

湘南、茅ヶ崎ストーリー

神奈川県の湘南といえば、関東圏の男性であれば一度は憧れるエリアでしょう。
この湘南とは、もともと中国の湖南省を流れる湘江の南部のことで、中世には禅宗のメッカとなったことから、日本でも国内初の禅寺「建長寺」や「円覚寺」のある鎌倉周辺を、中国の湘南に因んで名付けられたと云われています。

江戸時代に大磯で発祥の命名とされる「湘南」は、明治期になると合併村名に使われ、山と川が織りなす景観を持つ相模川以西地域に限られていたようです。
明治維新により、当時西欧で流行していた海水浴保養が日本にも流入し、それに適した保養地として逗子や葉山、鎌倉、藤沢など相模湾沿岸が注目されて別荘地となり、湘南文化が芽生えるのです。
これ以降、湘南は、当初の相模川西岸から、相模湾沿岸一帯を表すように変化したのです。

こうした「湘南」の中でも、特に若者に人気があるのが茅ヶ崎でした。
気候も四季を通じて温暖と云う環境から、明治22年に東洋一と云われたサナトリウム南湖院が開院し、国木田独歩等多くの著名人が入院しました。(1945年閉鎖)
その影響から、茅ヶ崎は、特に昭和初期までは湘南の別荘地・保養地と云われ、多くの著名人が滞在していいたのです。

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そして、その人気を決定づけたのが、1960年代からの湘南サウンドブームです。
始まりは、1955年、石原慎太郎の小説『太陽の季節』が芥川賞を受賞し、日活で映画化されてから、全国の若者に湘南を印象付けて太陽族を生み出したのです。
1961年には、東宝で加山雄三の若大将シリーズのスタートと同時に歌手としてもデビューし、彼の住む茅ヶ崎に注目が集まったのです。
また、この年はサーフィンミュージックと共に、藤沢市の鵠沼海岸から日本人によるサーフィンが行われるようになったのも人気に拍車をかけました。

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その後、加山雄三の後輩で茅ヶ崎に住む加瀬邦彦らがザ・ワイルドワンズを結成し、『想い出の渚』でデビューし、一方、茅ヶ崎在住の岩沢幸矢と岩沢二弓兄弟のフォークデュオ「ブレッド&バター」もデビューするのです。
そして茅ヶ崎で生まれ育った桑田佳祐が、サザンオールスターズを結成し、1978年にメジャー・デビューしてから、茅ヶ崎は全国から注目の的となったのです。

そんな茅ヶ崎の中でも、1898年に開設された茅ヶ崎海水浴場は、9代目市川團十郎を始めとする著名人の別荘などが多く、そうした有名人の遊び場であったのですが、平成に入ってから海水浴客が減少傾向となったのです。
そこで茅ヶ崎のシンボルとも云うべきサザンオールスターズの知名度にあやかり、1999年に茅ヶ崎海水浴場を『サザンビーチちがさき』に改名したことろ、海水浴客も増加し始め、街はサザンの恩恵で、再び輝き始めたのです。

サザンビーチちがさき

国道から見えるサザンビーチちがさき

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「サザンビーチちがさきの」のシンボルが、『茅ヶ崎サザンC』のモニュメント。

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二人でCの間に立つと“円”が結ばれることから「縁結びの輪」と云われ、カップルに人気なのだとか。

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この「C」の中央に見える水平線の黒い点が『えぼし岩』です。

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サザンオールスターズの名曲“チャコの海岸物語”で歌われたことから、再び脚光を浴びることになり、市では、車止めやマンホールの蓋などに、えぼし岩を使用しているのです。

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ビーチの東側に見えるのが「江の島」
“江の島が見えてきた、俺の家もちかい、、、♪”と唄われたのが、サザンのデビュー曲「勝手にシンドバット」

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西側が伊豆・箱根方面で、薄らと富士山も見えるのです。

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「茅ヶ崎漁港海岸公園」で見る光景は、海無し県埼玉では絶対に見られない。
これが人気の秘密かもしれない。

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最近のオシャレスポットが「サザンビーチカフェ」
海を見ながらコーヒーが頂けると、人気のカフェなんですが、意外なことにこのカフェの運営会社は、埼玉県蕨市にある。
ウ~~ン、ちょっと嬉しいような。。。

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えぼし岩

江戸時代に漁場として活況を呈した「えぼし岩」は、大戦後、進駐軍の砲撃の的として消滅の危機に瀕しましたが、何とか難を逃れ、それ以降は、絶好の釣り場として利用されています。

現在、釣り人の為にえぼし岩まで、往復の釣り船があるのですが、昨年から観光客用にえぼし岩を周遊する観光船が運行されています。
こちらでチケットを購入して、先ほど公園のあった先の茅ヶ崎漁港に向かいます。そう、観光船と云っても漁船で、ある意味では野趣あふれる観光です。

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観光船は「第八えぼし丸」。

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ライフジャケットを着用していざ海原へ。

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一周約40分のえぼし岩観光です。

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えぼし岩前で「ハイ、チーズ!」。ここは停船してくれるのです。

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えぼし岩もさることながら、大海原を進む船のひと時も実に気分爽快でした。

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サザンカンフォート

人気のビーチ茅ヶ崎には、お洒落なグルメショップが沢山あります。
サザンビーチカフェもその一つですが、ビーチと国道を挟んだ場所にある、「サザンカンフォート」も中々のお店。
壁に書かれた「ELLIE MY LOVE」の歌詞の通り、サザンオールスターズファンがオーナーのお店は、店の内外にサザンが溢れています。

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テラス席は、サザンビーチと遠くえぼし岩を眺めることができる、カップルには嬉しいロケーションです。

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店内は、サザンファンならワクワクウキウキしそう。

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サザンのグッズなども所狭しとディスプレイされています。

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この手のお店にありがちな、ロケーションとイメージだけで料理がさっぱり、という店ではありません。
ランチは、限定10食のサーロインステーキ丼をはじめ、かなり美味しいメニューが揃っており、何より観光地価格でないのも嬉しいです。

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ディナー・バータイムも充実しているようで、特にサザンの名曲をタイトルにしたカクテルは楽しそうです。

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サザン通り商店街

「サザン通り商店街」は、サザンビーチと茅ヶ崎駅を結ぶ商店街で、一本道ではなく、途中交差する通りを含めてサザンクロスのように十字になっている商店街です。

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昨今の商店街の状況からいえば、結構、活気がある方ではないかと思えます。

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居並ぶお店の中には「サザンなお店」があります。
茅ヶ崎で生まれ育った桑田氏と何らかの所縁のある店を、そう呼んででいるのです。

「茶商 小林園」
ご家族の方が桑田氏と同級生とかで、とりわけサザンを応援しています。

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サザンオールスターズに因んだ「茶山」とか、確かにサザンなお店です。

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「萩園ふとん店」
モヤサマ風に云えば、「こちらも同級生関係らしいっす。。。」

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観光ではほとんど立ち寄らないでしょうが、何故か、「こんなキティグッズが売ってるらしいっす。。。」

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「時宝堂」
桑田夫妻が結婚指輪を作った時計屋さんで、思いっきりPRしているのが微笑ましい。

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でもって、実に時計屋さんらしいアイディアです。

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「エトワール」
ファンは遠くから買いに来る、知る人ぞ知る洋菓子店です。

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何といってもそのネーミングが素晴らしい!

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他にもいくつかサザンなお店はあるのですが、最後はこちらの「茅ヶ崎サザン神社」
完全に商店街のノリで作られた神社で、商売繁盛させてくれた桑田氏に感謝をこめて、という意味合いが強く、これからも商売繁盛、ってことです。

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境内、、、には寄せ書きや、桑田氏の学生時代の写真などが貼られています。

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信じる者は救われる、、、楽しい神社です。

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サザンな茅ヶ崎を巡りましたが、まだまだ違った魅力のある茅ヶ崎は、何度か行きたいところです。

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2015.07.03記
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