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『黒山三滝』は、7,263票を獲得してジャンルA部門で第15位にランクされました。

日本百景の一つに指定されている比企郡越生町の黒山三滝は、「天狗滝」「男滝」「女滝」の三つの滝からなる。
古くから修験の地と知られ、滝の裏山の大平山では火渡りの儀式が行われ、修験の祖である「役の行者」の石像などがある。
毎年7月の第一日曜日には滝開きが行われ、天狗や山伏、巫女姿の一行が下流の熊野神社から山道を歩き、祝詞をあげて清めの儀式をする。その後、天狗のお供の山伏が男滝に入り、滝つぼに打たれながら祈祷する。
(本誌より)

黒山三滝散策

時の立つのは早く、以前越生梅林に行ったのは7年前になります。
その7年前に越生梅林で購入した梅の鉢も咲き出した2016年2月26日に再び越生を訪れたのです。

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今回は勿論、『黒山三滝』がメインですが、やはり梅の季節ですので越生梅林ほか、いくつかの名所に寄りながらの散策です。
越生梅林から車で約20分ほどで黒山三滝に到着。
少ないながら無料駐車場があるのは嬉しい限りですが、シーズンになるとどこに止めるのでしょうか。
駐車場からは山の中を歩くことになりますが、それほどの坂道でもなく、更にきちんと舗装されているので殆どの方は問題ないでしょう。

山道沿いには綺麗な水が流れている小川が並行していますが、この小川が他の小川と一緒になって越生梅林一帯の下流では越辺(おっぺ)川になるのです。

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かつては修験場が近くにあったので、お地蔵さまも何気に霊験あらたかに感じてしまいます。

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途中にある《根っ子食堂》
こういったのも観光地らしい光景ですが、もとは木材加工の工房のようで、1階では木工工芸品が販売されていました。

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もうしばらく上流へ向かうと《大正七年 田山花袋紀行の地 黒山の鉱泉》という記念碑があります。

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これは田山花袋の《山行水行》という紀行文に描かれています。

「黒山熊井の二鉱泉…(中略)…それはそれほど大したものではなく…(中略)…いかにも山の中の田舎の温泉場といふ気のするところであった。名栗の湯、これよりちょっと落ちるが、鬼石付近の八塩の鉱泉よりはぐっと好い。熊井よりも此方が好い。しかしかうした田舎の温泉でゐるのも決してさう長いことでもあるまい」
この辺りには明治時代始めに発見された黒山鉱泉があり、その温泉に寄った時の感想であろう。
名栗(飯能市)の湯よりは落ちるが、八塩や熊井の温泉よりは黒山の鉱泉の方が良いと書かれています。
いずれにしても当時は大変な田舎の湯だったことがうかがえます。
しかし、いずれここも開発されるのだろうとい推測していますが、意外とそのままの感じなのは良い事なのか、、、果たして。

現在でも、近くに『黒山鉱泉館』があり温泉を楽しむことができるのだそうです。確かに建物を見ると温泉と云うよりペンション風のオシャレな立て者になっています。

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そして小川も徐々に山間の風情を醸し出してきています。

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山道らしい風情を楽しみながら少しずつ上っていきます。

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しばらくすると三滝の最初の滝である『天狗滝』に到着です。
おおよそ駐車場から5分程度です。

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標識から100mほどですが、若干階段を上っていかなければならないようです。

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小川を横切って階段をあがります。

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滝口から二つに分れて落下する姿が特徴的で、狭い岩間の間を落ちているので両方の岩が重なって全景が見れません。うす暗い雰囲気の中で、見え隠れする滝と静かに流れる滝の音が実に神秘的に見える光景で、修験の地に相応しい景観でした。

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天狗滝から先に進むと左側に小川を渡る橋が架かっています。
この橋自体がハイキングコースになっていて、ここを渡って大平山に向かい、修験の行者碑や黒山展望台に行けるのです。

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更に先には御土産屋を兼ねた休憩所があり、ここを向けるといよいよ黒山三滝の残りの二つの滝になります。

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天気良い昼前後は陽の当たり方で、露出が上手く合わせられないので(撮影テクニックが未熟です)はっきりと見えませんが、手前が女滝で、その右上にかすかに見えるのが男滝です。
ここからは二つが一緒に見えるのです。

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名前の通り落差はそれほどないようですが、勢いが良いのが男滝故の事のようです。

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それに比べて女滝は、しっとり見えてきます。

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追ったほど絶景とは云えませんが、越生のシンボルとしては、なかなか景色の良い厳かな雰囲気が楽しめる『黒山三滝』でした。

男滝に掛かる虹が、幸運を表しているのかもしれませんね。

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2016.03.01記
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