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何十年振りだろうか、動物園を訪れたのです
埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」で、約46ヘクタールある広大な敷地を持つ動物園に驚いた
何時の間にやらできたのであろうか。しかも県立であることから入場料も510円と何ともリーズナブル
県下で有名な東武動物公園の入園料が1700円なので、その安さが納得
しかも安いだけではなく、動物の種類や見学の方法など、かなり見応えもある
昔の動物園しか知らない私には、ある意味カルチャーショック

プロローグ

入園料を支払って入園
意外にワクワク感が湧いてくるのは、いい意味でのトラウマ!

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カナールからの水の流れる階段が、嫌でも目に入る
動物達の像がまるで水浴びをしているかのような演出に大人ながらも心躍ってしまいそう

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階段を登りきって最初に出迎えてくれるのが、流石、埼玉県の県鳥「シラコバト」
埼玉県のゆるキャラ“コバトン”で埼玉県民にとってはお馴染み故に、「シラコバト」という種名だったとは知らなかった

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現在、日本に生息する個体は江戸時代に移入されたものが野生化したもの
その生息エリアも関東地方北東部(千葉県北部、茨城県南西部、埼玉県東部)という極めて狭いエリアにしかいない
そうしたこともあって1956年に国の天然記念物に指定され、埼玉県の県鳥となった

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すでに個体も少ないことから、ここは繁殖施設となっており、貴重なシラコバトを見られる数少ない施設である

ここからはカナールで、トピアリーをはじめ、噴水広場が目に入る

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印象的ななモニュメントで存在感がある

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北園

北園のメインはどこでも人気の「ペンギン」であるが、その途中にも人気者達が沢山いる
見事な色合いのフラミンゴは、いつでも女王気分の水鳥で、その優雅さは、さしずめセレブといった趣であろうか

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このあたりにはメディアなどで一世風靡した動物たちがいる

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ミーアキャットにプレーリードッグと名前に圧倒されそうだが、よくよく聞けば猫に犬ではないか
と、考えるのは素人の浅はかさで、ミーアキャットはネコ目マングース科なので確かに猫であるが、プレーリードックは、ネズミ目リス科なので犬ではないわけ
もっとも犬自体もネコ目イヌ科だから、そもそもはネコの親戚。。。 ややこしい!

もう1頭人気者がいるレッサーパンダだ

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正式にはシンセンレッサーパンダである
ジャイアントパンダほどのインパクトはないが、それでもパンダの冠がつけば注目されるということ

もう一頭忘れてはいけないのがマーラ
NHK「ダーウィンが来た!」で放映され珍獣マーラとして一躍人気者になったそうだ

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これもネズミ科なのだが、面白いのはその生態で、哺乳類の中でも珍しい一夫一婦制の動物
人間でも地域によっては一夫一婦制ではないところがある位だから、全くもって珍しいといえる
そして現在はレッドリストに指定される準絶滅危惧種ながら、ここでは放し飼いという大胆な飼育がされている
突如、珍獣マーラと出会うのもおもしろい

そしてやってきましたペンギンエリア
ペンギンのエリアは、ここでは『ペンギンヒルズ』とよばれ、単に見るだけの施設ではなく、生態を観察することができる施設であることに注目

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一般の動物園のように広いエリアを柵で囲われているのですが、ここではこの柵内に人間もペンギンも一緒に入っているというシステム
したがって触ろうとすれば触れる距離にいるということ

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こんな黄昏た光景も垣間見られる

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そしてこちらが普段見ることができないペンギンの巣で、実際に入っているのを見ることができる

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結構、大人も楽しめるシステムです

ピーターラビット

北園から東園に移る途中、動物園には珍しい「ピーターラビット」の資料館がある
大東文化大学の英米文学の河野教授が、個人的にピーターラビットをコレクションしていたことからはじまる
かつて箱根駅伝などで勇名を馳せた大東文化大学は、学業でも名を馳せようと河野教授のコレクションをバックアップし、2006年に「大東文化大学ビアトリクス・ポター資料館」をオープンさせた

当初は隣接する大東文化大学の校内に建てる予定だったが、それでは一般の方が入りずらいと苦慮していたところ、動物園側からの誘致もあって、園内に建てられることとなったのである

最初の注目はその建物で、実際にポターが住んでいた英国湖水地方にある「ヒルトップ農場」を再現したもの

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更に建物の各所は、ポター作品のストーリーの挿絵に限りなく忠実に再現したもので、その凝り方も見事

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展示品もすごい!
ポター作品、全24作品の初版本がすべてそろっていることで、世界中でもここしかないもの
写真撮影はできないが、なかなか興味深い展示で、かえって子供は楽しくないかもしれない
(写真はwikiより)

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最後のジオラマで子供には喜んでもらおう

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資料館の前には「ピータラビットの森」がある
こちらは動物園側の施設だが、記念撮影用のベンチやオブジェなどがある

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動物園らしい演出は、作品に登場する動物が実際にいること
“こまどりのロビン”のヨーロッパコマドリ、“りすのナトキン”のニホンリスと、“フクロウじいさま”のモリフクロウといった具合

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これなら子供も楽しくなるであろう

更に森の隣には文字通りの「ピーターラビットグッズの店」がある

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ファンにはたまらないグッズであろう
クレーンゲームなどは珍しいかもしれない

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資料館、遊具、そしてショップと、ここだけでも結構楽しめそうである

東園

東園は基本的に2大スターがいる
この園最大の人気者といってよいだろう「コアラ」である

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埼玉県とオーストラリア・クイーンズランド州が姉妹州県を結んでいることから、現在9頭のコアラがいる

興味深いのは毎日PM1:00に餌であるユーカリの葉を変えることである
これにより食事時間となってコアラが起きだす仕掛け

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1日18~20時間寝ているコアラの習性から、多くの人は寝ている姿しか見る機会がないんだが、ここではPM1:00に来れば、起きている姿をかなりの確率で見られる

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ちょうど昨年、子供を出産したコアラがおり、親子のコアラを目の当たりにできた

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人気者ゆえ、お土産もフォローしている

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もう1頭の人気者が「カピバラ」
特に冬場の温泉入浴が話題となり、人気急上昇となる

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4月からは水浴びに変わるが、なかなかこちらも興味深い動物

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一緒にいるのが、ワラビーでほぼ放飼いといってもよい状態

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エピローグ

最近の動物園は実にユニークなのだと感心させられた

最後は、お土産
どちらかと言えば目を引くネーミングが多い
楽しければそれで良い

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実に大人も楽しめる動物園といえそう
思わず年間パスポートを買う気持ちになってしまった

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2015.04.10記
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