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古利根川流灯まつり

PM4:00過ぎには到着し、杉戸町役場の臨時駐車場に駐車し徒歩で会場方面に向かいます。
この「古利根川流灯まつり」は文字通り古利根川を会場として行なわれるのですが、この古利根川は正式には大落古利根川といい、“大落”は農業排水を落とすという意味で、利根川系中川の支流で利根川の旧流路の名残なのだそうです。
杉戸町の北に起点があり、このまま下流に下ると【春日部夏祭り】で訪れたロビンソン百貨店の裏手に続いていて、その後松伏町で中川に合流する川です。
江戸時代以前はこの古利根川が、もともとの利根川だったのですが、江戸時代の利根川東遷事業により利根川が東京湾から太平洋に注ぐ河川に付け替得られたことにより、残った川が古利根川となったのです。

古利根川

会場はその古利根川流域の県道154号線に架かる清地橋と県道408号線に架かる古川橋間の約1kmの流域で行なわれます。
杉戸町役場から歩いてくると清地橋にたどり着きます。まだまだ陽は高いのですが、橋の欄干には幟が立っていて祭りの雰囲気を盛り上げているようです。
清地橋
ちょうどここからが流灯の始点で、古利根川におけるまつりエリアの一番下流となります。当然ながら流灯には火が入っていませんが、どんな幻想的な光景が見られるのか楽しみが湧いてきます。
古利根川
ここから古利根川沿いを上流の大会本部方面に歩いていきます。すでに沿道には音楽やらが流れていてリハーサルでも行なわれているのでしょう。
まだ陽が高いとはいへ、やはり夕方ともなると川面は涼しげな様相を呈しています。
大型灯ろう 夕涼みにはもってこいかもしれませんね。
本部に到着すると、ステージではこの日ステージイベントとして行なわれるビッグバンドのリハーサルが行なわれています。
リハーサル
このバンドは中学生のバンドで、実のところこのバンドのメンバーに姪の子供が参加していることもあって、この祭りに来たという理由もあるのです。
まあ、本番を楽しみにしておきましょう。

この本部のある周辺の古利根川は、当然、準備は万端のようです。
大型灯ろうと寄附灯ろう
この辺りから見た清地橋方面は流灯が美しい曲線を描いていて何とも言われぬ造形美の模様です。
大型灯ろう
流灯の途中にある、この浮き板は明日ここで花火が打ち上げられる処のようです。
花火台 かなり近くですから結構迫力あるかもしれません。
また、このあたりは中心地点ということもあって、ここでの流灯には「埼玉県」「春日部市」「宮代町」「毛呂山町」「幸手市」などの近隣自治体の流灯を見ることができます。
市区町村大型灯ろう
それにしても「春日部市」の絵柄はあの「ねずみ」ですが版権は大丈夫なのでしょうか・・・。
春日部市の大型灯ろう しかも特別住民の「しんちゃん」で無いのは何故でしょうかね。ちょっと心配になりますが・・・。

開始まではまで少し時間があるようなので、このまま上流へ遡ってみることにします。
途中、川に降りる通路が作られていて、そこには小さな灯籠が置かれています。
流し灯ろう準備 どうやらここから灯籠流しが行なわれるようです。

ここで少しこの祭りを知っておく必要があるようです。杉戸町のオフィシャルサイトでの説明です。

『古利根川流灯祭は、昭和初期頃に始まり、杉戸町と隣の宮代町との境を流れる古利根川を利用して、杉戸町・宮代町の商店会が協力し、「流燈曾」として、それぞれの店が工夫を凝らした灯篭を古利根川に浮かべる、店のPRを兼ねたイベントとしての祭りでした。
その後、一時中断しておりましたが、近隣市町のように特色のある、誇れるイベントのない状況を憂慮したした町民より「何か特徴のあるイベントで町おこしを」という気運が盛り上がり、杉戸町の「本町昭和会」(駅前商店会の有志)が中心となって、平成2年に今ある形の「古利根川流灯まつり」として復活されました。
以後、平成6年より杉戸町観光協会主催として、「古利根川流灯まつり実行委員会」を組織し部会を設け、賛助金の募集方法、イベントの内容、作業日程などの検討を行い、各団体が中心となって毎年準備を進め、実施しております。
近年では、テレビにも毎年風物詩として取り上げられるようになり、県内外から多くのカメラ愛好家をはじめとする観光客が足を運び、「訪ねて見たい!21世紀に残す日本の風景遺産100選」(読売新聞社刊)にも選定されるなど、初期の目的を達成しつつあります。』

一般的な灯籠流しや精霊流しと混同してしまいそうですが、灯籠流しは死者の魂を弔って灯籠やお盆の供え物を海や川に流す日本の宗教的行事ですが、この「古利根川流灯まつり」はあくまでエンターテイメントの祭りであるということです。
したがって、ここでの灯籠流しも儀式的な意味合いはなさそうで、あくまで流灯まつりの一つのアトラクションと考えればよいのでしょう。

そしてここが古川橋の上流での起点です。
古川橋
古川橋から眺める古利根川と流灯は、火が入ると何倍にも美しい光景を醸し出すであろう予測さえ感じさせます。
大型流灯
以上が今回の流灯まつり会場となるのです。
そろそろまつりも開始のようなので、一旦本部周辺に戻ることにします。

古利根川流灯まつり

いよいよ「古利根川流灯まつり」も開始が近づいたようで、ステージでは先ほどのビッグバンドがスタンバイしています。
このバンドは杉戸町立東中学校吹奏楽部「フレッシュスターズ」という中学生のバンドで、映画「スイングガール」で代表されるような女性のみのビッグバンドです。
ビッグバンド
私のやっていた頃(30年以上も前!)には、まだ女性はめずらしい頃で、ヴォーカルやピアノ、そして極々僅かでしたがAサックスに女性がいましたが、所謂、金管楽器では殆ど女性を見ることは無かったのですが、現在では、女性が主体となっています(現に私の所属していた学生バンドも今や女性が主体のようです)。
ビッグバンドリズムセクション ビッグバンドパーカッション
それはそれで今もビッグバンドの人気がまだ多少でも続いているという証なのかもしれません。

演奏は勿論、ジャズ、ロック、マンボなどなど多彩なジャンルから3曲演奏され、アンコール2曲を含めて計5曲が演奏されました。
ビッグバンドサックスセクション
聞けばこのメンバーの中の何人かの1年生は初めて4ヶ月しかたっていないのにも関わらず、かなりの上手に演奏していましたね。
ビッグバンドブラスセクション
今後もビッグバンドの魅力を伝えていって欲しいと思います。ちょっと懐かしい気分に浸れたひと時でした。
このあともバンド演奏や民謡・三味線、そして踊りなどが披露されるのですが、ここからは流灯を見に川沿いを散策します。

どっぷり日が暮れた中での流灯はまさに幻想的な絵巻のようです。
夕景の流灯
夕暮れの中の流灯もまた格別の景色です。
花火台
古利根川沿いの沿道の柵には、町内の子ども会の子供たちが描いた飾り灯籠が並べられています。
大型灯ろうと飾り灯ろう
その中の一つが姪の子供(先ほどのバンド演奏した子の弟)が描いたカビゴンとかいうキャラの描かれた灯籠がありました。
この灯籠にはまさしくロウソクでともされた灯りで、そこはかとない風情を感じます(って、キャラの絵ではあるのですが・・・)。
飾り灯ろう飾り灯ろう
そして先ほどみた灯籠流しの場所では、小さな灯籠がいくつも流されています。
大型灯ろうと流し灯ろう流し灯ろう
流灯の中に浮かんだ灯籠もまたなかなか良い風情を感じます。まさに暑さを忘れる光景です。
大型灯ろうと流し灯ろう大型灯ろうと流し灯ろう
上流に向かって歩いていくと、沿道には定番の屋台が幾つか出ているようで、子供たちが色々食べているようです。
屋台
一般的なまつりにしてはかなり少ない屋台数ですが、これから回を重ねて人手が増えてくれば当然屋台の台数も増え、賑やかになることでしょう。

そして先ほど一度来た古川橋に到着です。 古川橋の欄干にも灯籠が設置されています。
古川橋灯ろう
そしてここが古川橋(上流の)流灯の起点です。
大型灯ろう
やはり昼間に見るよりはずっと美しい川面です。
大型灯ろう

ここからは古川橋を渡って古利根川の反対側を歩いてみることにします。
大型灯ろう 意外にいくら見ていても飽きませんね、飽きっぽい性格の私としては珍しいことです。
そして向こう岸を歩き始めるとやはりありました、よさこい軍団が…。それほど大人数ではないのであくまで自然発生的なものでしょう。
yosakoi
しばらく進むと対岸に灯籠流しの場所が見えます。
大型灯ろう まだ小さな灯籠は流されているようです。

そしてピラミッドのように光っている建物が、メインステージのある本部辺りです。
メイン会場前の大型灯ろう
ステージではまだプログラムが続いているようです。音楽だけは良く聞こえます。
ステージ前の大き目の灯籠は川面ではなく岸辺に建てられた灯籠で、確か花火用の寄付金5万円から10万円の灯籠だったように記憶します。

大型灯ろう 川面に写っている灯籠を合わせると、随分とたくさんの灯籠が並んでいるように見えます。

その中でちょっと目を引いた流灯がこれです。
大型灯ろう
ビジュアルもさることながら、まさに文字通りのキャッチコピーです。関根建設は侮れませんね・・・。
そしていよいよ下流側の清地橋側の起点(終点)です。
大型灯ろう
清地橋は昼間見たのと同じように、幟だけの装飾でしたが、橋から見た流灯はまさに天の川かもしれません。
清地橋 流灯まつり


それほど華やかな祭りではありませんが、夏の暑い時期の一服の清涼剤のような爽やかさを感じます。
特に儀式的な色合いが無いのもまた、純粋に楽しめてよいのかもしれません。これからも更に発展して楽しめると良いですね。
おざなりの花火大会より、ずっと見る価値があるように思えます。

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