ニュータウン周辺散策

翌日の日曜日、いつもの様に朝の散歩代わりの散策です。
今日は、神名帳磐城七社で、まだ訪れていない3社(二俣、鹿嶋、子鍬倉神社)の内の「鹿嶋神社」を訪れるプランです。
「鹿嶋神社」は国道6号線と並行して走る県道26号線沿いのその名の通り鹿島町にあり、その裏手の方には県立いわき公園があるところです。
そういえば、以前いわき公園の周辺を走った際に妙な標識があったのを思い出しました。確かひらがな一文字の標識があったようなきがします。
そこで、行きがけの駄賃とばかりにいわき公園へ寄って見ることにしました。

いわきニュータウン

まずは県立いわき公園のあるエリアに向います。
県道26号線沿いの「鹿嶋神社」を通り過ぎて先に進むとやがて右折の道と交差します。
ここからが「いわきニュータウン」と呼ばれるエリアです。確かその妙な標識はこの道をまっすぐ進んだいわき光洋高校のあたりにあったような気がします。高校前の桜並木がいわき100選に選ばれているんだなあ、などと思って走った記憶がありますので・・・。
道路のとば口にはいわきニュータウンのモニュメントがあります。いかに計画的に大規模に開発されたのかが窺えますね。
ニュータウンモニュメント

このいわきニュータウンは人と自然との調和をテーマにいわき市のシンボルゾーンとして作られた計画的な街です。主な施設は住宅エリア、県立いわき公園、文化・商業機能をもつタウンセンター、そして文教エリアの4つのエリアを基本としているようです。
事業概要は昭和50(1975)年度から約30ヵ年を期間とし、6,400戸、25000人を目標としていたようですが、現在約35年が経過していますが、平成20年現在で4,426世帯、13,576人の住民が生活しているそうで、若干目標には届いていないようです。

モニュメントを抜けて先に進むとありました、これです。そう、「あ」交差点です。
あ交差点 あ交差点

実に何と言えばよいのでしょう、奇妙奇天烈、阿鼻叫喚、天変地異、・・・受け狙い、などなど実にユニークな交差点です。
ナビでのあ交差点 試しにナビで交差点を検索すると、確かにナビにも「あ」交差点の名が(当たり前か)・・・。

しかし、ナビで検索されるということはローカルルールではなくオフィシャルな標識であると認識できるわけです。
やはりおかしな標識は存在していたのですね、思わず笑ってしまいました。

ただし、以前見たのはいわき光洋高校のあたりでしたから、この先にまだあるのかもしれないと、この道を先に進んで見ました。
すると驚いたことに、次には「い」交差点があります。おいおい、どうなっているんだと思いつつ「あ」「い」の標識があれば誰だって次は・・・、と考えるでしょう。
い交差点

う交差点 え交差点 お交差点 と言う事で更に先に進むと「う」、・・・「え」「お」と・・・。ここまで来ると笑いより感動に近くなってきます。

何と何と、「あ、い、う、え、お」のあ行の交差点標識ですよ。ああ、頭狂いそうです。

それではもしかして、と先に進むと「か」があり、次には「き」が・・・、確かにありました。
か交差点 き交差点

き交差点 ちょうどこの「き」交差点がいわき公園の入口になっているようです。

く交差点 け交差点 こ交差点 更にその先には感動を通り越えて、呆れてものも言えない「く」「け」「こ」のか行が続いていました。

こうなれば当然、「さ」「す」「せ」「そ」とさ行が、否、「し」がありません。そうです、よくよく考えれば「し」交差点は流石に作れないでしょう。
さ交差点 す交差点 せ交差点 そ交差点

もし作って事故でも起きた日には、行政は何を言われるか分かりませんからね。

そして、当然た行の「た」があります。
た交差点

た交差点 この交差点がちょうど暮らしの伝承館の入口の交差点となっていますので、地図で調べてみるといわき公園を中心に時計回りで周回する道路なのですね、ここは。

ということで、次はた行の、「ち」と思いきや何と「B」交差点です。
B交差点 B交差点

そうですか、「し」がない分、一文字た行に突入したのですね、きっと。

そして次がアルファベットですか。この「B」交差点はT字路なので、時計回りのまま右折して進みます。
と、これも当然「C」「D」「E」の交差点があり、更に進むと「か」交差点にもどります。
C交差点 D交差点 E交差点

となると「あ」から始まって「E」までが、いわき公園を中心に時計回りでのの字に周回しているということになりますね。
だんだんややこしくなってきます。

ややこしいついでに「A」は何処へ行ったのでしょう。来るときに「B]交差点がT字路でしたから、左折した先に「A」があるのではないかと、アルファベットロード(勝手に命名した)を戻ることにしました。
戻る途中、T字路の「C」交差点で信号待ちをしていると、右折した道の先になにやら同じ標識のようなものが何となく見えます。
もしかすると、と急遽右折して進むと何と今度は「5」交差点です。おいおい、今度は数字ですよ・・・。
5交差点

3交差点 2交差点 1交差点 すると当然「4」・・・は「し」と同じだから存在するはずもないので、「3」交差点で、「2」「1」とカウントダウンしてきました。

じゃ、「0」もあるのかと期待しましたが、「1」の次は「あ」でした。
となると、あ行、か行、さ行、そして「た」のひらがなストリート(勝手に命名した)を周回し、アルファベットロードの「B」を右折し、「C]を左折して、「5」から「1」のカウントダウンアベニュー(勝手に命名した)を通ると「あ」にもどるいわき公園周回道路となるわけですね。

身も震えるほどの感動の嵐とともに、実に笑えます、腹の底から笑えます。何故ここが「いわき百景」に選ばれないのが不思議なくらいです。
しかし、よくよく冷静になって考えると、いわきニュータウンが誕生して30年以上が経過しているのですから、地元の人たちにとっては極々当たり前の光景なのでしょう。県外の我々が見るから珍しいと思えるのでしょうね、きっと。素晴らしくウィットにとんだ標識で、ただただ脱帽です。

あ、そういえば「A」を忘れていました。
カウントダウンアベニューをカウントアップして、「C」「B」と戻った先に、しっかりありました「A」交差点が。
A交差点 A交差点

それにしても、これで全てなんでしょうか。まだまだ違う道にあるのかもしれません。
もし、あるなら是非教えていただきたいものです、ニュータウンの方に・・・。

鹿嶋神社

実にユニークないわきニュータウンをあとにして、当初の目的地の「鹿嶋神社」に向います。
周囲が社叢の覆われた、神名帳磐城七社に相応しい趣があります。
鹿嶋神社社叢

鹿嶋神社鳥居 中央に石造りの1の鳥居と、朱の木像の2の鳥居が並んでおり、その横には「鹿嶋神社」と社号標が立っており、鳥居の左側には鹿島小学校発祥の地の碑があります。

鳥居を抜けて結構な段数のある石段を登ります。
一旦参道である石段を90度左に曲がると左側に手水舎があり、そのままのぼると境内です。

境内の左側には神楽殿があります。
鹿嶋神社神楽殿

磐城七社というほどですから由緒はあるのでしょうが、その辺りが一切分かりません。この神楽殿もよく言えば歴史ある趣ですが、余りに手入れがされていない、といった見方もできる状況です。まあ、いろいろ仕方ないこともあるでしょうが・・・。
反対側にある摂末社は八坂神社だそうです。ここもかなり歴史ある社です。
八坂神社

鹿嶋神社社殿 正面にあるのが社殿です。社殿も同様で、もう少し手入れができれば重厚感もでてくるのでしょうが、ともかくも参拝です。

鹿嶋神社スギ 社殿の手前の巨木は31.6mあるスギの木です。いわき市の保存樹木指定されているスギです。

鹿嶋神社本殿 本殿は別の家屋で囲まれています。これは現状保存のための家屋なのでしょうか。

社殿の周りは鬱蒼とした社叢で覆われています。
その社叢の中に小道があり、その脇に大山祇神社の社号標が立っています。
大山祇神社社号標

この小道を進むと大山祇神社があるそうなのですが、殆ど人が入らないようで、くもの巣だらけの参道になっているので、行くのはやめることにしました。
やはり、歴史ある神社には荘厳な社叢が似合いますが、若干、拍子抜けの磐城七社にちょっと残念な散策でした。
朝の散策はこれにて終了です。

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