上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

平方に生まれた西洋息吹の近代化遺産

概要

『上尾市指定有形文化財 神山家煉瓦蔵・煉瓦塀 付棟札1枚
上尾市大字平方2680 平成14年3月28日指定
神山家煉瓦蔵と煉瓦塀は、平方煉瓦製造所で製造された煉瓦を使って建造されたものです。同製造所はここ神山家の神山太介、上宿在住の石倉又佐衛門、小林馬次、永島満蔵、福田弥吉らが中心となって明治41年(1908)6月に、神山家の北西に隣接して建設され、煉瓦製造の試行錯誤を重ねた後、同45年頃から事業が本格化しました。煉瓦原料の一部は地元平方からも採取し、製造された煉瓦は川越方面を中心に近隣の各地へと出荷されました。
この神山家煉瓦蔵は、棟札銘によれば同製造所の最盛期に近い大正10年(1921)11月に、平方の大工原島博泰、積み手日下利一、石工新井藤太郎、木挽田草川浅五郎らによって建設されました。
構造形式は、イギリス積みと呼ばれる煉瓦組積造り二階建てで、屋根は木造の和小屋、南北を棟とする切妻型で東側に入口を持つ平入となっていて、東側に木造下屋が取り付いています。煉瓦造部分の規模は桁行約5.71メートル、梁間約3.88メートルで、屋根は桟瓦葺です。また、道路沿いに煉瓦蔵と同時期に造られた煉瓦塀(一部改修)があります。
欧米に範を取ることを求められていた明治時代後期に創業し、地元産の煉瓦によって、また地元の職人によって擬洋風ながら建造され、ほぼ完全な形で現存している点で、市内の近代化遺産としてきわめて貴重なものといえます。
平成14年12月20日 上尾市教育委員会』(現地案内板解説文より)

◆神山家煉瓦蔵・煉瓦塀:上尾市平方2680

神山家煉瓦蔵・煉瓦塀

神山家煉瓦塀 神山家煉瓦塀 エントランスの塀は常に清掃されているのでしょう、綺麗な光沢を放っています。


神山家煉瓦塀 こちらは敷地の右側に立っている煉瓦塀。


煉瓦蔵は敷地内なのではっきり見ることはできませんが、左側の道路から辛うじて見て取れます。

神山家煉瓦蔵 こちらも綺麗な煉瓦色で、2階建てで屋根が瓦葺なのが何とか分かります。


神山家煉瓦塀 その道路の脇にも煉瓦塀があります。こちらは大分古びた感じを受けます。


まさにここで煉瓦が造られていたとは、現在では全く思いもよらない風景に変わっています。

神山家煉瓦蔵・煉瓦塀・その他

この神山家の敷地の隣が「どろいんきょ」が行われた空き地なのですが、そこにも煉瓦造りの建造物があります。

神山家煉瓦建造物 木造の家屋と繋がった煉瓦造りの建物で、こちらは平屋のようです。


神山家煉瓦塀 敷地の一部は未だに煉瓦塀で囲われています。


このあたりまで神山家の敷地なのでしょう。 流石に当時の名家を彷彿とさせる遺産です。

2010.8.11記
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    トラックバック

    Trackback URL
    Trackbacks


    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。