くりはし夏祭り2010

一通りの儀式が済んでいよいよ担ぎ手が神輿をあげる瞬間です。
大型の神輿ゆえにかなりの重量ですが、伝統ある祭りのメインとなる神輿ですから気合が入らないわけがありません。
そして神輿には若衆が一人乗って出発するようです。
大神輿 みこし振り
ここから境内を出て、本日の予定である旧道往復の神輿渡御が行われるのです。
驚いたことにこの御輿が担がれて神社の鳥居をくぐるのは何と50年振りなのだそうです。従来は予め引き出されて通りに出されていたようですが、今回は久喜市との合併を祝って50年振りの境内出発のようです。

お囃子の山車を先頭に進み始めます。
徐々に御輿が鳥居に近づいてきます。50年振りですから世紀の瞬間といっても良いくらいです。
山車 50年振りの鳥居くぐり
恐らく役員の方でもこの鳥居をくぐったことを知っているのは僅かではないのでしょうか。勿論担ぎ手の若い衆の方は殆ど知らない年代でしょう。
そして神輿は慎重に鳥居をくぐり始めました。
ちょうどしめ縄が引っかかる位置にありますので、神輿に乗った若い衆がしめ縄を除けるように調整しながらくぐります。
そして50年振りの鳥居くぐりの瞬間が訪れました。
50年振りの鳥居くぐり 50年振りの鳥居くぐり
神輿は慎重に誘導され、鳥居を見事にくぐり抜けた瞬間、大きな拍手と歓声が沸き起こります。
50年振りの鳥居くぐり
初めて見る八坂神社の夏祭りで、このような瞬間に出会えたことは実に感動的です。私にとっても、きっと忘れられない一場面となることでしょう。

無事鳥居を抜けた勢いで神輿は一気に旧道に駆け上がります。
大神輿
ちょっとした深呼吸があってから、神輿の上に乗っていた若衆が神輿を揺さぶり始めました。
それに呼応するかのように担ぎ手がその揺さぶりにめげず、揉み返しを始めます。
ものすごい勢いで若衆は揺さぶり、それに耐えながら神輿を揉む担ぎ手の、死闘とも思えるような(ちょっと大げさ…)渡御が始まったのです。
みこし振り みこし振り
これが先ほど説明にあった〝みこし振り〟なのでしょう。 確かに豪快そのものの〝みこし振り〟です。
しばらく〝みこし振り〟が続けられましたが、さすがに担ぎ手もまだまだエンジンが完全に掛かっていないのか、危うくつぶれそうになっていましたが、ここは根性で一気に神輿を押し返しました。
大神輿
5分くらい続いたでしょうか、〝みこし振り〟も終わり一旦休憩にはいります。
休息
各地区の方々がお神酒や食べ物を配っており、しばしの安息です。

その間に私たちは旧道の中央にある大会本部付近へ向かってみました。
この辺りはさすがに会場の中心となるところですので大勢の人が集まっています。
メインストリート メイン会場
徐々に陽も暮れかかり、提灯の明かりもちらほらと目立つ時間になると祭りも一気に盛り上がってきます。
本部前の交差点にはステージがしつらえられており、「2010くりはし夏祭り 納涼フェスティバル」と銘打たれています。

ここでは様々なパフォーマンスが繰り広げられるのでしょうが、まずはその前に定番のVIPのご挨拶です。
ステージでの挨拶
挨拶はさておいといて、ここでも団扇が配布されていました。
配布された団扇
春日部に続いて2つ目のゲット(誇るほどのことではないのは重々承知しているのですが…)です。

するとそこに突如表れたのが循環バスです。
路線バス
いやあ、この旧道は通行止めですが循環バスだけは通すことになっているのですね。神輿も道の脇に避けているのですから、重要なのは祭りより地域住民の足なのです。かなかな見れない光景でしょう、きっと。

さて仕切りなおしで祭りの再開です。
徐々に進んできた御輿は気がつけばすでに本部近くに来ています。
ここから次の地区まで一気に進み、ここでまた「みこし振り」が行われます。
みこし振り
ここでやっと見ることができたのが「ほら貝」です。
ほら貝
最初から音だけは聞こえていたのですが、なかなか見ることができなかったのですが、本当に吹いていたのですね(失礼ながら)。

ここでも激しく御輿が揉まれていましたが、さすがに御輿に若衆は乗らないようです。
みこし振り
確かに「みこし振り」を続けていたら交代要員が3チーム位必要でしょうからね。
それでも激しく御輿が担がれた後、休憩となりました。
みこし振り
これを潮に私たちも引き上げることにしました。
ステージ会場ではやはり祭りの定番、和太鼓が演奏されいやが上にも祭りは盛り上がっていくのです。
太鼓演奏
いつ果てるとも知れない「くりはし夏祭り」は(PM9:00頃には終了します!)明日もまた繰り広げられるのです。

全国的に有名な祭りを除いて、歴史を背負った祭りは維持していくのは財政的にも、人材的にも大変なようです。
それでも続けていけるのは、やはり市民(町民)のパワーあってのことでしょう。
久喜市となった栗橋もこれから又繁栄していくことを草葉の陰から、って誰が…、では無くて影から応援したいと思います。

帰りがてらたくさんの屋台の中に〝山梨産桃、7つで¥300〟という超弩級の安さの桃を家内が発見しました。
縁日屋台 お徳用桃
試食もさせてくれるので、食べてみると非常においしいのです。
これは掘り出し物とばかりに、桃を見ると7つ¥300円の桃は小さい上に色もくすんでいます。こんなもんだよと思いながらも家内は、仕方なしに7つ¥1000円の桃を購入しました。
それでも非常にお得とばかりに帰宅してからその戦利品を食したところ、すっかりだまされました。
案の定、それほど甘くなく美味しくないのです。 まあ、祭りの屋台でお得なものを狙おうという根性が間違っているのですね。
すっかりバカ夫婦には良い教訓となった祭りでした。

2010.7.30記

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