千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5  2012.01.28訪問

店舗概要

房総半島の内房南端にある保田漁港の保田漁業協同組合が直営している店舗です。「新鮮で美味しい魚がリーズナブルに食べられる店」ということで、TVなどのパブリシティで取り上げられてから、隠れた名店から明白な名店となり、常に多くの客を集めています。
海に近いというよりも港そのものと一体となったロケーションで、まさに朝獲れたピチピチの魚貝が目に映るようです。
現在では人気が人気を呼んで、食事だけでなく、温泉、宿泊、遊覧船など多角的に運営されてレジャー施設にでも発展しそうな気配の話題の店舗です。

店舗内外観

どでかい看板にぎっしりの駐車場です。奥に見える建物が食事処や温泉などです。
ばんや
さらにもう一つの店舗はまさに漁港の真っ只中にある巨大な掘立小屋とでもいえそうな建物です。
漁業組合とばんや 保田漁港
こちらは「海鮮浜焼」とあるようにセルフサービスで魚貝類を焼きながら味わえるようになっています。
ばんや
店舗内は巨大な温室と思いきや、それ程温かくはなく、炭焼きということもあり、かつできるだけ予算をかけないようにする為の工夫なのか、見事な自然換気がなされています。
店内
システムはいたって単純で、ショーケースにある魚貝類から好きな食材を選ぶだけです。この日はすでに食材が少なかったこともあり、浜焼きではなく、海鮮丼を注文します。
食材食材
巨大な温室に樹脂の簡素なテーブルセット。
店内 炭炉
さらに下水溝等に使用されるU型のコンクリートで浜焼きをするのです。
なお、本館ではメニューも豊富で、様々な刺身や寿司、そして定食などが出されているようです。

メインメニュー

海鮮丼 味噌汁 【海鮮丼】1,250円

4種類の刺身に玉子焼き、そして結構な量のウニが乗せられています。
味噌汁はお替り自由で、魚の出汁のきいた海鮮味噌汁です。
ちなみに浜焼きを注文するとスタッフの方がバーナーで炭を起こしてくれ、その上で自分で焼くのです。
炭炉 炭炉

感想

基本的にこの「ばんや」でサービスを期待してはいけないようです。
本館ではどうだか判りませんが、こちらでは“お茶”や“水(お冷)”といったものはありません。セルフという意味ではなく、存在しないのです。従って食事を終えた後、お茶や水を求めるには外の自販機で何か購入するしか無いでしょう。 このような皆無であるサービスは、店のスタッフを見れば理解できます。
ばんやスタッフ
オーダーの受付けや、調理、そして配膳などはすべてこの保田漁協の方が、しかもこちらは全て男性ですからことによると漁師の方でもあるかもしれません。
ということで、建物、スタッフ共々全て手作りといったお店で、現在のような画一的なチェーン店とは180度違った趣なのです。
しかしながら、その味や量は見た目に反して実にリーズナブルで、結構満足できるのではないでしょうか。やはり観光地ですから決して安くは無いのですが、CPには優れているでしょう。
自論として、安くて旨いものが食べられるのは、都会のしかも都心のランチが一番だと思っています。特に新橋界隈に生息している私としては、驚くほどのランチにありつけることがしばしばあります。但し、それを探し出すにはそれなりの労力を掛けなければなりませんが…。

閑話休題
ということで、そこそこの満足と話題性を考えれば、とにかく一度は足を運んでも損は無いと思います。
とはいいながらも観光シーズンになると、お昼に行って夕方近くまで待たなければならないということもあるようなので、心して行かなければならないのかもしれません。
画一的で、サービス合戦の風潮の中、あえてそういった時流に反しているところが受けるのかもしれません。

2012.01.29記
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    トラックバック

    Trackback URL
    Trackbacks