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加須市大字大越字下寺前1988  2010.06.20訪問

店舗概要

加須市の手打うどん加盟店の1店で、宿場茶屋・松葉屋で江戸元禄年間創業した歴史あるお店です。
1966(昭和41)年8月10日、初版の田山花袋「田舎教師」にも登場する饂飩屋のモデルだそうです。そのくだりは「田舎教師」の4章の中の文がその一節と考えられます。

『・・・発戸河岸の方にわかれる道の角には、ここいらで評判だという饂飩屋があった。朝から大釜には湯がたぎって、主らしい男が、大きなのべ板にうどん粉をなすって、せっせと玉を伸していた。赤い襷をかけた若い女中が馴染らしい百姓と笑って話をしていた。』(「田舎教師」より)

利根川の河川敷近くにあるこのお店で、騎西からは20分ほどかかります。
訪れたときにはお店の方が中で料理をしている気配があったのですが、暖簾も掛けられておらず、玄関の鍵も閉まっており休業日のようで、残念ながらあきらめてその場を立ち去ろうとしたときにお店の方が出てきて「よろしいですよ」とお店を開けてくださいました。
どうやら今日は宴会が入っていたので、お店は休みにしたそうです。
ご主人のご好意で歴史ある〝饂飩屋〟を堪能することができました。

店舗内外観

歴史ある〝饂飩屋〟のとおり建物自体にもその雰囲気が残されています。
松葉屋 松葉屋
この日は休業日だったため暖簾が出ていませんでした。
中に入ると15人ほどで一杯になるテーブル席になっていますが、奥には宴会用の座敷があるようで160人も収容できるそうです。外観からも店舗内からも想像できません。
松葉屋
暖簾はやはりお店の中にありました。
松葉屋
店内には処狭しとポスターや写真が貼られていました。外観と比べて賑やかな店内でした。
松葉屋


メインメニュー

冷汁天ぷらうどん香の物 【冷汁天ぷらうどん】 750円
野菜天ぷら(いんげん、かぼちゃ)のセット
お通しの香の物


感想

意外と美味しかったお通しはきゅうりと生姜の漬物で、ピリッとするところが食欲を倍増させるようです。
うどんは、とにかくコシのあるうどんです。シコシココリコリのコシのあるうどんで、長いのやら短いの、太いのやら短いもの、時には丸まって塊になっている、まさに手打うどんそのものといえます。
天ぷらの種類は少ないですが、サクッとした食感は手を抜いていませんね。
ボリュームもかなりあるほうで、一般的な男性なら十分足りる量です。
味、ボリューム、そしてこの料金、さらに歴史と物語が付いているのですから十分満足できるところです。

2010.6.24記
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