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名栗湖 #1

圏央道川島ICから走り出した車は、混雑も無く順調に先に進みます。 本来なら、狭山日高、或いは入間ICで降りても良かったのですが、今回は経験とばかり青梅ICまで進みました。おおよそ30分くらいでしょうかね。実にスムーズにかなり早く到着しました。
青梅ICからは、ここは東京都ですから都道44号線・岩蔵街道から都道53号線を通り、最初の目的地である「名栗湖」を目指します。
東京都とはいいながらもこの辺りは山間部ですから、晩秋ということもあって凛とした雰囲気が感じられます。
そして都道53号線ははそのまま飯能市に入り、県道53号線となります。
暫くすると左・名栗湖の大きな看板が出てきたので左折すると、すでに名栗湖の過ぐ近くに到着していたようです。

さわらびの湯

左側に「さわらびの湯」と書かれた看板があったので、殆ど休憩無しだったこともあり小休止を含めて寄ってみることにしました。
行ってみるとしゃぶしゃぶ鍋のような突起が印象的なウッディ調の建物が立っています。
さわらびの湯
近づいてみるとまだオープンしていないようです。 それもそのはずで営業時間はAM10:00~PM6:00までです。まだAM9:00過ぎですから開いていないのも仕方ないですね、温泉街でもないのですから。
オフィシャルサイトによれば源泉名は名栗温泉で、休憩室やホール、お土産売り場などがあるようで、さすがに西川材の木材が有名な飯能市ですから、この建造物も西川材がたっぷり使われているようです。
さわらびの湯
それでウッディでナチュラルな建物だったのですね。

さてこの「さわらびの湯」は飯能市の施設のようですが、運営は外部に委託しているようです。
飯能市のホームページにこの運営委託決定までの経緯が記載されていました。

『このたび、平成20年4月からさわらびの湯の管理運営を行う指定管理者が決定しました。指定管理者制度の導入により、「都市と山村の交流とともに市民福祉の増進を図る」というさわらびの湯の設置目的が効果的、効率的に達成できるよう、市と指定管理者が連携を図りながら、市民サービスの向上や行政コストの縮減等に努めてまいります。
■指定管理者に管理を行わせる施設の名称および住所
名称 飯能市さわらびの湯 住所 飯能市大字下名栗685番地
■指定管理者の名称および住所
名称 名栗さわらびの湯 共同事業体(株式会社オーチュー・Fun Space株式会社) 住所 所沢市中富南四丁目28番2号
指定期間:平成20年4月1日から平成23年3月31日まで(3年)
■選定の経緯
飯能市指定管理者選定委員会(委員長:副市長)において、申請者(8団体)から提出された申請書類の審査およびヒアリング・プレゼンテーションを実施し、総合点数方式(あらかじめ定めた審査基準ごとに採点する方式)により採点を行い、合計点数により指定管理者候補者を選定しました。』(飯能市オフィシャルサイトより)

したがって「名栗さわらびの湯 共同事業体」とは「株式会社オーチュー」「Fun Space株式会社」の2社によって運営されているということで、「株式会社オーチュー」が施設管理・メンテナンス、そして「Fun Space株式会社」が施設運営・人材派遣を行っているようです。
ちなみにこの事業体は、選定の際の満点1,430点のうち、1287.9点を獲得して1位となったようです。
ビジネス的によくは分かりませんが、儲かるんでしょうね、きっと。

参考:【さわらびの湯】http://www.sawarabino-yu.jp/

残念ながら温泉にはは入れませんでしたが、手前にもう二つ建物があったので戻ってみました。
手前の建物は「ゆきやなぎ」という食事どころです。まだAM9:00過ぎなので寄ってもしょうがないですね。

その先にある建物は、「さわらびの湯」と同じようなウッディなつくりの建物で、看板には「名栗村農林産物加工直売所 お休処 やませみ」と書かれていました。
やませみ
店の中には木工品や手作り食品など結構様々な商品が販売されていました。まだ、朝も早いので中では色々製造中のようです。
やませみ
特にここでは取れたて野菜や、ルバーブという野菜のジャムが有名なようです。
獲れたてなのでしょうか、店の前に野菜が並べられて販売されていました。これに家内は目ざとく飯能市、否、…反応し、ちゃっかり野菜を買い求めていました。
やませみ店頭産直販売
結局”白菜”と”ゆず”を買い求めましたが、「お土産には早いのでは」と聞いたところ、「今日の晩のおかず」と言われたので、さては今日の晩御飯はおそらく湯豆腐とか水炊きかなと推測しました。

車に戻るとお店のおばちゃんが私の車の処にいて、スモールランプがついていると教えてくれました。実際には点いてはおらず、おそらく太陽の反射でそう見えたのでしょうが、暖かい気配りにお礼を言って「やませみ」を後にしました。
最初から気分も良く「なんだか今日はいけそうな気がする…」のスタートでした。

有間ダム

「さわらびの湯」から先に進むと暫くして右側に名栗湖が見えてきます。 そしてちょうどそこが「有間ダム」です。
先々週、秩父市【荒川のそば】で浦山ダムにいったこともあり、上っ面は理解しているつもりですが、ダムといってもなんとなく長閑した雰囲気です。

ダム天端手前の左側に「有間ダム」と右側に「名栗湖」と刻まれた石碑が並んでいます。これでやっと名栗湖に着いたという実感をもてました。
有間ダム碑(左)と名栗湖碑
天気も良いので「名栗湖」は実に綺麗で、湖面の青と紅葉の赤が良いコントラストになっています。
有間ダムと名栗湖

ダムの天端は車が止められるようになっています(決して駐車場ではありませんが)。天端から緩やかな斜面状に岩などで積み上げられたダムです。
有間ダム天端
このダムの目的についてパンフレットに記載されています。

『有間ダムは、有間山を源とする有間川が、入間川と合流する手前730mの地点、飯能市(旧名栗村大字下名栗)に建設された「中央土質遮水壁型ロックフィル」という形式のダムです。
入間川下流の流域は、都市化が進むに連れて多くの家が建ち並び、大雨のたびに洪水にみまわれて、多くの被害を出していました。また、人口の増加もいちじるしく、水道用水の不足も深刻な問題となっていました。
有間ダムは、これらの問題に対処するため、入間川総合開発事業の一環として建設された多目的ダムです。』(有間ダム、パンフレットより)

ここにも記載されていますが、ダムの形式については浦山ダムで学んだように、大別すると土や砂、岩石を積み上げて建設される「フィルダム」と、コンクリートを主原料として建設される「コンクリートダム」の二種類に分類されます。
「フィルダム」には更に、台形状に盛り土を行って建設される「アースダム」と、土砂と岩石を主体として建設される「ロックフィルダム」に分類されるのですが、この有間ダムは後者の「ロックフィルダム」です。
「フィルダム」はダムを建設するに当たり、その地点の地盤が堅固でない場合や、近くからコンクリートの材料が得られない等の理由でコンクリートダムの建設が困難な場合にフィルダムが検討されるものだそうです。 ダム自体の体積が大きいので安定性があるのですが、越水(ダムから水があふれること)には弱いのです。したがってフィルダム建設の場合は如何に洪水処理能力に余裕を持たせるかが鍵となるようです。
そして、この有間ダムの「中央土質遮水壁型ロックフィル」形式というのが、こういった形状となるようです。
有間ダムと名栗湖《写真:(C)有間ダムパンフレットより》


暫く天端付近で散策をしてから、名栗湖をグルッと一周してみることにしました。
有間ダム
天端の先の山肌には「彩の国 さいたま 有間ダム」と書かれているのも、このダムが県営第1号のダムだからですね。

少し進むと有間ダムの「洪水吐」があります。
洪水吐
浦山ダムのように提体自体に洪水吐があるのではなく、別の場所に「洪水吐」が設けられているのです。
これが有間ダムの一つの特徴でもあるようで、この洪水吐導流部は、大規模で本格的なものとして日本で初めてとなるトンネル方式だそうです。
洪水吐トンネル《写真:(C)有間ダムパンフレットより》
そしてこのトンネル洪水吐の設計と施工における業績に対して、昭和57年度に土木学会賞を受賞したそうです。
このダムも見所が満載です。

更に湖岸を走ると「有間の湧水」と名付けられた湧水が道路沿いに湧きでています。
有間の湧水
ちょっと立ち寄って見ると確かに澄んでいて綺麗な水でした。
後に調べると、この湖岸には「有間の湧水」以外に、「白谷の泉」「赤岩湧水」「竜神の湧水」「金毘羅源湧水」の5箇所あるようで、総て巡るのも趣向ですね。

「有間の湧水」から見る湖畔もなかなか格別ですが、先に進むことにします。

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