第16回荒川新そばまつり #2

かれこれ随分と行列に並んでいましたが、幸いなことに私達はステージの近くで並んでいたので、ステージ上の芸能などを見ることができましたが、会場の後ろのほうの行列にならんでいる人たちは何も見られないということになりますね。

会場内に置かれた配置図によると、長方形の上の短辺にステージがあると仮定すると、ステージに向かって左側半分が蕎麦屋のテントで、右側が蕎麦に関連した屋台テントです。
今回、蕎麦屋の出店は全部で8店舗でした。ステージに近い方から紹介してみます。

1.そば処 和味(なごみ):現在私達がならんでいる行列の店。お店では1日50食しか作らないようです。それが美味い蕎麦を作り出す限界だそうです。蕎麦の実アイスも好評らしいです。期待感アップアップです。
2.樹の店:国道140号線沿いにあるお店で、帰り際に見ましたね。確か木工製品も販売していたような。今回は450食完売だったそうですが、来年からは出店しない予定だそうです。ファンはお店へ、ですかね。
3.荒川商工会青年・女性部:特に内容は分かりませんが商工会の方々のテントです。500食完売したそうです。
4.そば道場 あらかわ亭:「JAちちぶが」PRもかねて営業している店舗です。お店では手打ち体験などができるようです。
5.そば福:「そば工房 そば福」と言うそうで、そばの製造卸元が営む蕎麦屋だそうです。特にお店ではくるみ天ざるが人気なのだそうです。
6.蕎麦塾:兵庫県三田市の永沢寺そば道場「そば打ち愛好会」が中心となって作った関西中心の蕎麦打ち趣味のグループ。その中にTOKYO蕎麦塾があり、通常東京内神田で蕎麦打ちを楽しんでいる仲間で、各地のイベントなどに参加しているようです。
7.荒巻商店:ここは蕎麦屋だったのでしょうか。店舗としては「たらし焼き・みそポテト・つみっこ・みそおでん」そして「きな粉揚げパン」が有名な店らしいのですが…
8.味選:これに関しては全く分かりません。どういったお店なんでしょうかね。

そば処 和味

メニュー並びに並んでやっとメニューの場所までやってきました。


●ざるそば500円 ●かき揚天200円 ●荒川産そば粉800円 ●甘酒100円
そして隅に「毎年行列ですみません」と書かれていました。そうですか、毎年のことなんですねこの行列。
でも、こう書かれると仕方ないかとイライラも少し晴れるものです。こう言ったちょっとした気配りがマーケティングには大事なんです、って偉そうに言ってしまいましたが。

そしてやっとオーダーになりました。料金先払いです。
すでに荒川産そば粉は売り切れのため、ざるそば3枚、かき揚天2ヶ、そして甘酒1杯を頼んで〆て2000円也です。 食券と甘酒を受け取って開いている席に。
ちょうど麺打ちをしている前の席が開いていたので、そこに陣取ることにしました。

そば打ちそば切りこれだけの行列ですから相当数蕎麦を打つことになるのでしょうが、それにしても間に合わないくらい打っています。


そば打ち当初、若い方一人で蕎麦打ちをしてたのですが、あまりにも間に合いそうも無いので、店主でしょうか二人で蕎麦打ちと蕎麦切りを分担していました。


店主は元気の良い人のようで、しきりに待たせたお詫びを大きな声でしていました。きっと人柄が良いのでしょうね。
中には、今日お店に行ったらお店が休みなのでこちらに来たという常連の方もいるようでした。

席で待っていてもそうすぐに出てはきません。
そうしているうちにステージでは2回目の萩平「子供歌舞伎」が始まっていました。 2回目の子供歌舞伎といえば14:00からのはず。とすると11:30頃からですから、ほぼ2時間半待っていたと言うことになります。
食べ物でここまで待った記憶は一切ありませんね。

かき揚げ天せいろ兎にも角にも蕎麦がやってきました。
かき揚天については価格も価格ですから特に期待していませんが、やはりその通りスーパーで売っているものと何ら変わりありませんが、ここで文句をつける理由も無いでしょう。


せいろさて肝心の蕎麦です。今回は二人で3枚頼みましたので1枚半ずつです。
蕎麦のなかの黒い粒は蕎麦の実の皮でしょうか、風情は感じるのですが、半屋外ですから何となく蕎麦の香りがあまり感じません。全く屋外なのに「そばがき」のほうが強烈だったのは何故。


蕎麦は実に細いです。これくらい細いのは一度福島で食べた蕎麦以来です。
細いからなのかあまり蕎麦のコシの強さを感じません。所謂シコシコ感がないのです。ちょっと残念な気持ちでいただきました。出汁は私好みのどちらかと言えば甘い出汁で美味しいです。
細い分のど越しはあまり感じられませんが、のど越しを云々するほど通じゃありませんから。
残念な気持ちで2枚目をいただきます。
「えーーー、蕎麦がのびてる!」
超ショックです。確かに1枚目より時間がたっているのですから多少は仕方ないかもしれませんが、今まで2枚目がのびているなんてことは無かったのですが。

はっきり言って悲しいもんです。まあ、値段も値段ですから仕方ないのでしょうが、2時間半待った結果がこれですからね。
何のための時間だったのか、私の青春を返していただきたいようなものです。
ただし、これを書いている今、冷静になって考えるとこれは決してお店の責任ではないと思います。
通常は1日50食しか作らないのに、この日はおそらく5~600食作っているのではないでしょうか。ご主人曰く、今日の朝3時から仕込みをしていたそうですから。そうなれば時間だけに追われて絶対に美味しい蕎麦が作れるわけがありませんね、常識で考えても。となれば美味しい蕎麦を期待する方が、土台無理な話ですし、このようなシステムで何が何でも蕎麦をPRしようという主催者側の運営にも問題があったのではないかと今は思っています。
したがって、きっとお店で食べれば美味しいそばが食べられる可能性は大いに考えられることで、ご主人の人柄もあり、是非一度お店で食べる機会を作りたいと思っています。そのときは思いっきり美味しいそばを食べさせていただきます。

参考:【そば処 和味】http://www.chichibu.co.jp/~nagomi/

郷土芸能「石原太鼓愛好会」蕎麦を食べ終わって外に出ると、ステージでは郷土芸能「石原太鼓愛好会」の演奏が行われていました。
とするとすでに時刻は14:30過ぎということで、「そばまつり」ももう終了の時間です。
結局、ステージのパフォーマンスは全部見たことになってしまいました。
それはそれで結構なことだったのですが。


山間の風景とテント村最後の最後にテント村をぐるっと一回りしました。

味噌田楽蕎麦饅頭半ば自棄気味に「味噌田楽」をほおばり、「蕎麦饅頭・あんことしゃくしな漬け」をお土産に買いました。


和味も片づけ多くのテントではすでに片づけが始まっていました。件の「和味」も片づけが始まり、疲労の色が見え隠れしていました。


「運動公園」の石碑「運動公園」の石碑にも西日が差し始めていました。まつりは終わろうとしています。


大変多くの来場者なので混乱は致し方ないことです。でも主目的がきちんと果たせないイベントはちょっとつらいですね。 しかも結局時間の浪費だけとなれば不満は募るばかりです。
もともと、このイベントでは幾つかの蕎麦屋の蕎麦が食べ比べられるといった勝手な想像をしていた私が悪いのですが、イベントのシステム、そして運営方法などなど問題あるのではないかと思います。かといってそれらを修正してほしいなどとも思いません。私としては単純に2度と行きませんので。
最後に、荒川商工会のブログを引用しておきます。今後、行かれる方は参考にしたほうが良いかもしれません。

『11月8日(日)秩父荒川総合公園特設会場にて第16回秩父荒川新そばまつりが開催されました。
天候が良かったため、過去最高の人出となりました。
10時からの開始ですが、もう9時には各蕎麦屋さんの前には長者※の列ができていました。
10時開始にはすでに駐車場の3分の2は埋り、11時には完全に満車となりました。車は、第2駐車場へ、第2駐車場も11時半には満車となり、会場まで辿り着くのに1時間も要した車もあり、会場入り口は大混乱でした。ご来場いただきました皆様にはご迷惑をかけすみませんでした。
多くのお客様においでいただ会場内は大盛況でした。本日の来場者は1万人でした。過去最高の人出となりました。
人気蕎麦屋さんでは、2時間も並ぶところもあり、蕎麦屋さんは大繁盛でした。
せっかくおそばを食べに来たのに、長蛇の列にあきらめたお客さまもいらっしゃったようでした。本当に申し訳ございませんでした。
シャトルバスもすべて満員で運行していました。
御来場の皆様、そば祭りにお出かけいただきましてありがとうございました。
また、混雑のためご迷惑をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。(源内)』(「埼玉県★荒川商工会のブログ」より)

(※筆者注:”長蛇”の間違いと思われます。記憶に寄ればそれほどセレブらしい人はいなかったので。)

「終わりよければ総て良し」「終わり悪けりゃ総て台無し」という格言があったかどうか知りませんが、ただただ疲労困憊の空しい1日でした。
ちなみに家内も翌日「二度と行かない」と肋間神経痛を発症しながら私に動けない身体で八つ当たりをしていました。(思いっきり…笑)

2009.11.24記

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