生涯学習見本市 #5

しばし休憩の後またブースを巡ります。
いただいたパンフレットなどの資料が結構な量となってきましたが、貴重な資料ですから有効活用しなければなりませんね。

生涯学習見本市:「ヒストリーゾーン」-2

No.B-15「熊谷市」次は宮代町の通路を隔てた反対側のあるNo.B-15「熊谷市」です。
タイトルは≪川と川 環境共生都市 熊谷≫というちょっと硬そうなテーマです。


埼玉100選では【妻沼聖天堂】、 【日本一のグライダー滑空場】、 【荻野吟子】が選ばれており、今年の3月に訪れました。

ブース展示ではやはり荻野吟子女史の年譜や、幡羅高等小学校の教育の話題など、当然ながら学習についてのあり方、のような切り口でパネル解説されていました。
また、体験コーナーでは「はにわパズルコーナー」としてはにわの写真のジグソーパズルのようなものが用意されていました。

ムサシトミヨブースを離れようとしたとき隅に大きな魚の模型があったので、しばし眺めていると係りの方が「ムサシトミヨですよ」っておっしゃられたので「知りません」と答えると、わが意を得たりとばかり説明していただきました。


「ムサシトミヨ」は「トミヨ」の種類で、この「トミヨ」は日本では、本州(福井県、石川県、富山県以北の日本海側)と北海道に生息しているそうです。
この「トミヨ」は主に冷帯を中心に分布し、世界で10種程度が知られ、日本にも数種が分布している程度だそうです。
主な種類として「キタノトミヨ」は、ユーラシア大陸(イギリス、フランス、シベリア、朝鮮半島)、北アメリカ大陸。日本では新潟県以北の本州日本海側と北海道に生息しています。
「エゾトミヨ」は北海道、樺太(サハリン)に生息していて、現在、準絶滅危惧となっています。
「ミナミトミヨ」は、京都府、兵庫県の瀬戸内海側の流域にかつて生息してたようですが、1960年代に絶滅したと考えられている日本の固有種だったそうです。
そして「ムサシトミヨ」は、かつて関東地方の一部(東京都西部の石神井・井の頭、埼玉県熊谷市・本庄市・川越市、茨城県、千葉県)から見つかっていたようですが、20世紀終盤以降、確実に生息が確認されているのは埼玉県熊谷市の元荒川源流域のみだそうで、平成3年に埼玉県の指定天然記念物に指定されました。
現在は埼玉県の県の魚に指定され、熊谷市ムサシトミヨ保護センターを拠点にして、保護下におかれているとのことです。
食性はボウフラや水生昆虫、小さな甲殻類を食べていて、背に8~9本のトゲがあり、体長3.5~6 cm 程の小さな魚です。体色は模型にあったとおりの緑っぽい暗緑色をしています。現在は絶滅危惧ⅠA類だそうです。

現地に行くとか、こう言ったイベントでもないかぎり「ムサシトミヨ」など知る良しもなかったかもしれませんね。
現在、「しながわ水族館」や羽生市の「さいたま水族館」などで見られるそうですから、熊谷市とあわせてみてみたいものです。
来年、埼玉100選で残っている「熊谷うちわまつり」には行く予定ですので、そのときにでも≪川と川≫を少し勉強できるといいですね。なんと言っても生涯学習ですから。

No.B-16「深谷市」熊谷市の隣はNo.B-16「深谷市」のブースです。
タイトルは≪Ⅰ、渋沢栄一の紹介 Ⅱ、自然をテーマとした体験学習≫です。


渋沢栄一については特に述べることもないくらい著名でしょう。
実際に埼玉100選でも【渋沢栄一】として選ばれてもいますし。

2つ目の自然をテーマとした体験学習については、「ふかや緑の王国」というキャッチコピーの元で、市民の森での活動などをパネル展示しています。
また、端のコーナーでは「第1回JAPAN BIRD HOUSEコンテスト2009」というのが、今年深谷市で行われ、その結果発表、ならびに展示が行われていました。
このコンテストで面白いのは、応募部門が2部門あり「人間審査の部」と「鳥の審査の部」があることです。
「人間審査の部」は文字通りデザイン性やアイデア、技術的な面をトータルに審査するのですが、「鳥の審査の部」はそれに加えて、実際に指定した鳥がバードハウスを使って子育てをした場合、審査に加算されるという実にユニークな部門です。
デザインや技術が悪くても(人間から見た場合)、実際に子育てすればそのバードハウスは鳥にとっては非常に良い環境であるといえるのです。

第1回JAPAN BIRD HOUSEコンテスト2009、最優秀賞ここで展示されているのは勿論「人間審査の部」だけで、当然「鳥の審査の部」は来年6月くらいまで設置して、発表は来年の夏頃になるようです。

これは実にいい企画かもしれませんね。

No.B-17「大利根町」No.B-17のブースは「大利根町」です。
ブースタイトルは≪見て、聞いて、読んで、知って!! 童謡のふるさとおおとね&下總皖一≫で、埼玉100選でも「下總皖一」が選ばれています。


童謡「たなばたさま」、「はなび」、「電車ごっこ」といわれてもピンとこないのですが(きっと聞くと分かるのだと思いますが)、これらの童謡を作曲したのが大利根町出身の下總皖一です。
多くの童謡を作曲したところから、大利根町は「童謡のふる里」として町つくりを行っているのです。

このように童謡の下總皖一はクローズアップされていますが、意外と知られていないのが学校の校歌を大変多く作曲しているようです。大利根町では「校歌のふる里」つくりとして、下總皖一の校歌を使用していると思われる全国の学校に問合せを行うなどして、校歌の確認と関連した資料等の収集を始めているそうです。
2009年10月時点では233校が判明しているようです。その一覧が大利根町のオフィシャルサイトにあるのですが、見てびっくり、私の卒業した小学校の校歌が下總皖一の校歌だったのです。また、更に娘2人が卒業した中学校もそうでした。意外と身近なところにあって非常に驚くと共にちょっと感動でした。
まだ、訪れてはいませんが、実に楽しみになってきました。

No.B-19「蓮田市」一つ飛んでNo.B-19は「蓮田市」です。
タイトルは≪タイムトリップ ~蓮田の歴史を探ろう~≫と、ズバり文化財や史跡の多き場所柄を表しています。


埼玉100選では【黒浜沼】で昨年の12月に訪れました。

訪れたときも歴史的な見所が大変多く、国指定の史跡「黒浜貝塚」などもあって1日では見つくせない程でした。それが私の住む上尾市の隣接市ですから結構驚きです。
また、この「黒浜貝塚」は標式遺跡となっていることから、「黒浜式土器」として約6,000年前の関東地方の縄文前期の土器型式名になっているので、覚えておくと様々なところでこの名前を見かけることになりますね。

ここのブースでも史跡や文化財の写真パネル展示と、黒浜式土器が展示されていました。勿論このブースでの歴史的遺物への思い入れが熱いことが良く分かりますが、実際に市役所に行ってみれば、なおさら良く分かると思います。
蓮田市役所の敷地内に竪穴式住居モニュメントがありますから。

No.B-22「神川町」ここからもちょっと飛ばしてちょうど蓮田市の裏側のブースがNo.B-22「神川町」です。


埼玉県の北の端、群馬県との県境にある町で、それまでは全く知りませんでした。 ところが昨年の11月【冬桜の城峯公園】で訪れて初めてこの地を知ったのですが、実に景色も気持ちもよい地でした。

タイトルは≪歴史と文化を伝える≫とアッサりしていますが、内容は濃いのです。
歴史の代表は1000年以上の歴史をもつ武蔵国二ノ宮の「金鑚神社」でしょう。御祭神が山なので本殿のない神社としても有名ですが、境内にある多宝塔は国指定の重文としても有名です。
思い起こせば昨年の11月22日にこの地を訪れたのですが、なんと多宝塔は修理中で、完了は11月30日と… 一週間のずれで未だに見ることが出来ません。今年は無理としても来年には一度見ておきたいものです。
結構社寺を訪れていますが、意外とお札とかは買わないたちなのですが、この神社では交通安全のお守りをいただきました。まだ、現在の車につけてありますが…

そして文化は水と緑ということになるでしょう。
「三波石峡」と「下久保ダム」との因縁を作った三波石川は正に神川町の文化なのかもしれません。そういった中での景観もまた神川町の資産として、新たな文化を生みだすのかもしれません。この町は是非一度訪れることを強くお勧めしますね。

No.B-26「行田市」神川町から通路を挟んだ反対側の端のNo.B-26が「行田市」です。
タイトルは≪歴史ロマンに出会う”ぎょうだ” ~埼玉県名発祥の地~≫です。


行田市へは、昨年の9月【さきたま古墳群】へ、そして、今年2月に【聖徳太子立像と例大祭】の2度訪れています。

タイトルにもあるとおり埼玉県名発祥の地として、「さきたま古墳群」のある史跡公園内にその碑がたっています。
ブースには歴史ロマンというとおり、さきたま古墳群や忍城のパネル展示がありますが、一つ面白そうなのが「足袋蔵の歴史ただよう散歩道」という展示パネルがありました。
以前来た時に行田市の伝統産業が足袋だったということは知っていたのですが、これは市内に残っている「足袋蔵」を活かしていこうという、一種町おこし的な取り組みで、一部は蕎麦屋としたり、博物館としたりして一巡りできる趣向のようです。

足袋の留め金付け体験コーナーも足袋の留め金付けのようなことをやっていました。
新たな観光資産としての足袋なのでしょうね。


来年には、100選で残っている「さきたま火祭り」には出かける予定ですから、昼の間に一回りするのも良いかもしれませんね。
また、一つ楽しみができました。

No.B-27「三郷市」隣のNo.B-27は「三郷市」です。
個人的に意外と馴染みがあるようで無いのが「三郷市」です。三郷ICは何度も通行しているのですが、一度も降りたことがありません。そう、常磐高速道へのジャンクションという馴染みだけなのです。
したがって都市名は耳蛸状態なのに、実際の市については全く知らないというのが現状です。


獅子舞?タイトルは≪きらりとひかる田園都市みさと ~かいちゃんと学ぼう~≫とますます分からないことばかりです。
ブース内もスタッフの方が多くて入り難い雰囲気ですし、とりあえず左側の人形!?だけが目に付くといった具合で、よく理解できないブースでした。

もう少し入りやすくしていただけるとありがたいのですが。
まあ、最終日でスタッフの方もお疲れなのかもしれませんね。

ところで、”かいちゃん”って誰?

No.B-35「桶川市」ここからはまた一気に飛んで、裏側の列にあるNo.B-35「桶川市」へ向かいます。
タイトルは≪ふるさと桶川の歴史や文化に、来て、見て、感じて。≫です。
パネル展示では桶川市の文化財の紹介とやはり忘れてはならない”べに花”の紹介がされていました。


桶川は隣接市で車で15分ほどで桶川市に入るほど近い街です。上尾市と同じように中仙道をメインとして発展した町ですが、上尾市と違うのは、当時の文化財が多く残されていることと、それらを上手に活用しているということでしょう。
べに花も勿論ですが、文化財やまた一方ではホンダエアポートなど多彩な面の見える桶川市です。
いつ行こうとかではなく、行きたい時はフラッといける町なのです。

No.B-36「松伏町」隣のNo.B-36は「松伏町」です。
タイトルは≪笑顔と夢が花咲く緑あふれる松伏 ~まつぶしの魅力が満載~≫ですが、ブースはズバり「石川遼」でしょう。


個人的に「石川遼」が「松伏町」出身とは知りませんでしたし、埼玉県出身だったともついぞ知りませんでした。もう一つついでに「松伏町」ってどこにあるかも知りませんでしたが、吉川市や春日部市に隣接しているそうです。
そのような意味で「石川遼」選手の活躍は町にとってもうれしいでしょうね。ちなみに松伏町役場の1階ロビーにはバレーボールの石島選手と共に、石川選手の展示コーナーがあるようですので。

No.B-37「蕨市」松伏町の隣はNo.B-37「蕨市」です。
全くの余談ですが、個人的に今でも”蕨”という漢字が書けません。どうも記憶にとどまらないのですね、不思議なことに。


まあ、それはどうでも良いことですが、タイトルは≪祝 市制施行50周年! 生涯学習活動の様子や蕨の歴史をご紹介!!≫と、自分自身で”祝”をつけるところは、なかなか人口密度全国1位の市だけあって図太いですね(って意味分からない)。
かつて川口市に住んでいたときには北側の隣接市で、浦和市(現・さいたま市)に住んでいたときには南側の隣接市でしたが、蕨市で用事や遊びで立ち止まったことは一度も無いという、なんとも縁のありそうでない街です。

体験コーナーのサイエンス?パネル展示では蕨市の歴史と生涯学習の紹介がされています。
体験コーナーには不可思議なモノが作られています。かなり込み合っていたので最後までこの不思議な物体が何者なのか分からずじまいでした。何なんでしょうね。


No.B-38「八潮市」蕨市の隣はNo.B-38「八潮市」です。
タイトルは≪八潮で生まれた出前講座を体験してみませんか?≫


この出前講座とは八潮市が全国に先駆けて平成6年から始めたシステムで、基本的にはメニューの中から学びたい講座を選んで申し込むと、ふさわしい講師を派遣するというシステムです。

現在、八潮市には4つの切り口でメニューが用意されているそうです。
1.「きいてみよう」
●悪徳商法の手口について(講師・商工観光課):悪徳商法や消費者の契約トラブルについての知識を、ビデオと相談実例をもとに解説します。
2.「体験してみよう」
●たのしい手品入門(講師・"田中三郎(草加市)マジック愛好会"):手品の実演と初心者向けに手品を指導します。
3.「つくってみよう」
●菊づくり実技講座(講師・小倉正義 東武国華会審査長・全日本菊花連盟審査員):大菊、ダルマ作り、3本立、実用菊等の菊づくりを学びます。
4.「みてみよう」
●つくばエクスプレス八潮駅の見学(講師・首都圏新都市鉄道):つくばエクスプレス八潮駅の見学。
といったような具合でメニューがそろえられているそうです。現在では幾つかの市町村でも行われているようです。
なかなか良いシステムですね。ちなみに体験コーナーは「絵手紙を作ろう」でした。これも出前でしょうね。

No.B-39「秩父地域実行委員会」八潮市の隣がNo.B-39「秩父地域実行委員会」です。
秩父地域は秩父市を初めとしてかなり広いエリアですから、共同で出展しているようです。
タイトルは≪遊んで学ぼう! ”秩父”≫です。


秩父には【「鉄砲まつり」と「しゃくしな漬」】で小鹿野町へ、【白久の串人形芝居】/で旧荒川村白久地区へ訪れました。100選ではこれ以外に「長瀞」「秩父夜祭」「和同開珎」「三峰神社」などたくさん選ばれています。

主な地区としては秩父市の市街、秩父市(荒川村)(旧吉田町)(旧大滝町)、秩父郡(皆野町)(長瀞町)(小鹿野町)といった地区ごとに見所が満載です。
ブースではとても紹介しきれないのでしょう。代表的な観光パネル展示と映像による紹介、そしてパンフレットの配布という地味なブース展開でした。

若干、川越市と同様、観光市町村として結構確立していますので(秩父夜祭などは全国区です)、それほどここでのPRの必要も無いのでしょうね。
確か、藤原達也や林家たい平が観光大使になっているとか、聴いた記憶がありますが。いずれにしても観光などにはとても良いところです。

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