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夜の湯畑

ホテルに戻ってまずはさて置き温泉です。夕食のPM7:00まではまだ1時間近くありますのでゆっくり入れます。
この「ホテル一井」の温泉は前述した主たる6源泉の内の2つの源泉を引いています。従って2つの泉質を比べられるということです。

大浴場まずは大浴場です。4~50人までくらいなら入れるのでないかと思うくらい広い浴場です。
この大浴場の湯は主たる4つめの《源泉・白旗》。
この源泉は歴史が古く、件の「草津に歩みし百人」の源頼朝が発見したというのがこの湯です。湯畑のすぐ隣が湧き口だそうです。
濁っているのが特徴でしょうか。とろっとした感じで、良くあったまれそうな気がします。
【《源泉・白旗》の大浴場 (c)ホテル一井】


西の川原そして通路を通って露天風呂に向かいます。
こちらは「西の河原公園露天風呂」と同じ《源泉・万代鉱》です。
こちらの特徴はとにかく酸性が強いのでしょうか、結構ピリッとくる感じです。こちらはサラッとしていますが、何か身体に効きそうな気がしてくるから不思議です。
【《源泉・万代鉱》の露天風呂 (c)ホテル一井】


ちなみに酸性度・アルカリ性度を測る単位にph値がありますが、ph値は0~14まであり、7が中性で、7より小さくなるとより酸性が強くなり、7より大きくなるほどアルカリ性が強くなります。
そこで今この2つの源泉のph値を見ると、《源泉・白旗》が2.06で、《源泉・万代鉱》は1.70で、《源泉・万代鉱》のほうが酸性度が強いことは理解できますが、身近なもののph値で言うと、レモン汁が2.0~3.0で胃液が1.8~2.0だそうです。
つまり《源泉・万代鉱》では極端に言えば食べ物も溶けてしまうほど酸性度が強いと言うことですね。
後で聞いた話ですが、《源泉・万代鉱》のほうが肌もつやつやで化粧ののりも良いとか・・・ やはり老廃物とか分解するのでしょうかね?
いずれにしても、女性には《源泉・万代鉱》がお勧めのようです。ま、こうなると一層のこと6つの源泉すべてを試したくなりますがね。

さて温泉をゆっくりと楽しんでから夕食です。
このホテルは部屋食が選べるところが実にありがたいホテルです。最近では正式なホテルは勿論のこと、旅館でさえも部屋食はかなり少なくなっているのではないでしょうか。そういった意味でも年配者にとっては懐かしく、若い者にとっては新鮮かもしれません。
今回は2部屋でしたので大きいほうの部屋で夕食をお願いしました。
7時になると仲居さんが料理を運んできて、テーブルの上に並べてくれます。

本日の献立は以下の通りです。

ブルーベリーワイン1.食前酒:ブルーベリーワイン


先付けと前菜1.先付:冬瓜・カニあんかけ(手前)
1.前菜:シュリンプカクテル・枝豆・筍土佐煮・うなぎのピンチョス・ムール貝のエスカルゴ風


御造り1.御造り:鮪・カンパチ・甘海老・あしらい一式


御鍋1.御鍋:地鶏鍋・きゃべつ・豆腐・水菜・若葱・えのき茸


まずはここまでがズラッと並べられ、鍋は紙鍋で固形燃料に火が付けられます。
食前酒のブルーベリーワインですが、食前酒だけあって若干通常のワインより甘い感じですが、意外と濃い味わいです。不味くはないですが、好きになる感じはありません。
前菜で初めて知ったのが「うなぎのピンチョス」
そもそもピンチョスとはスペイン・バスク料理で、小さくきったパンに少量の食べ物がのせられた軽食(おつまみ)のことです。名前はかつて食材を串や楊枝でパンに刺して留めたことに由来しているそうです。 ここではパンはなく、うなぎの上に野菜(何の野菜だったかは失念しました)をのせて串で留めたもので、 パンの無い場合は中南米風のピンチョスともいえるそうです。
ついでにスペインで串焼きは一般にブロチェタと呼ぶそうで、ブロチェタもおつまみとして扱われるようですが、串が皿に対して垂直に刺されたオープンサンドがピンチョス、串が皿に対して平行に刺された串焼きがブロチェタと区別されているそうです。

特にどれがということもなく全体的にまとまった味で、丁度ビールを飲みながらには実に美味しい限りでした。
ころあいを見計らって次のものが配膳されました。

煮物蒸し物1.煮物:蕪ふくませ煮・茄子揚煮・青味
1.蒸し物:小柱茶碗蒸し・筍・銀杏・かえで


蕪は好物ですので、大変美味しくいただきました。上品ではありながら京風のような薄味ではなく、しっかりとした味が付いているのが印象的で、田舎モノには実に舌に合う味付けです。
意外とこの辺りからお腹が満たされ始めましたね。まあ、アルコールのせいもあるのでしょうが。
次が所謂メインディッシュです。

洋皿1.洋皿:牛ロースステーキ・ズッキーニ・ポテトフライ・人参・野菜ソース


焼物1.焼物:大岩魚の岩塩焼き ふき味噌


特別驚嘆するほどの肉ではないですが、見た目こってりした野菜ソースが結構サッパリしていたり、味にバリエーションがあって結構楽しめました。
特に「ふき味噌」がかなり絶品です。深い味わいと単なる味噌だけではない旨味が感じられました。これを肴にしたり、白米食べたら最高かもしれません。 仲居さんにこれがお土産で販売されているのか聞いたところ、残念ながら料理長オリジナルで販売はされていないとの事でした。

そして〆のご飯です。
1.香の物:三品盛
1.御椀:春野菜椀
それにおひつに盛られた白米です。
この段階でもう十分満たされていたので、ご飯は除いて御椀と香の物だけいただきました。
そして最後がデザートです。

デザート1.デザート:四季のフルーツ2品・洋ナシシャーベット


フルーツはメロンにパイナップルにダークチェリーの3品でしたが、シャーベットはバニラアイスに変更されていました。
全体を通して大変美味しかったです。
食通ではないので実際のところは良くわかりませんが、会席料理の風情を味わいながら、地場や四季のものを味わう様は十分満足です。これ以上何も言うことはないでしょうね。

食事前に母だけ温泉に行かなかったので、夕食後女性陣だけでもう一度大浴場に行きました。
その間私は部屋で休憩していましたが、仲居さんが蒲団を敷きにきてくれました。 ベッドでしたらそのまま横になればいいのですが、和室の蒲団はわざわざ敷きにきてくれるので大変だろうなとは思いながらも、この旅館的風情が何とも心地良いものです。
子供の頃の旅行は、当時ホテルなどは金持ちのいくところで、庶民は旅館でしたね。その頃の思いがよみがえってくるような感じで実に懐かしい思いです。 仲居さんと話をしていると、この仲居さん結構うっかりものらしいです。そういえば先ほどの食事の時も、煮物を2度だしましたからね。でも一所懸命やっていただいているので文句のしようもありません。

しばらくすると女性達も風呂から戻ってきました。
時間もPM10:00少し前なので、湯上りに少し湯畑を散歩することにしました。部屋の中でも多少涼しいくらいでしたので、ホテルの浴衣に丹前を羽織って出かけました。こうゆう時は旅館風は実に楽で、ホテルのスリッパ(というよりサンダル)そのままで外に出られるので実に便利です。

外に出ると結構寒いくらいです。7月とはいえども梅雨明け前ですから草津の夜はまだ肌寒いのでしょうね。
観光客もまだ少しいるようです。

熱の湯ステンドグラス風入口とりあえず南西側にいってみました。
例の「熱の湯」の入口がステンドグラスになっていて、内側から照明が当てられています。昼に見るのとはまた随分と違うものです。昼はじっくり見る暇も空きもなかったですから。
後で知りましたが、深夜1時頃までライトアップされているそうで、観光客の撮影スポットになっているそうです。


幻想的な湯畑湯けむり亭さて湯畑の方はとみれば実に幻想的です。
【左:幻想的な湯畑、右:湯けむり亭】


幻想的な湯畑 昼間見たアングルと同じ様なアングルで湯畑を撮影してみました。


湯畑から見たホテルまた湯畑の周りをグルッと回ってみて東側から湯畑前のホテルを撮影してみました。


夜の湯滝夜の湯滝の燈篭更に北東側の湯滝に回りました。さすがにここはエメラルドグリーンが非常に綺麗で神秘的な感じです。
【左:夜の湯滝、右:夜の湯滝の燈篭】


人気の少ない西の川原通り入口そしてさすがに人気のいなくなった「西の河原通り」入口付近です。


グルッと一周しただけですが結構寒く、今日はもう疲れも出てきたのでホテルに戻ることにしました。ちょっとの時間でしたが夜の湯畑もまた情緒満点でした。

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