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序文

幻の東京赤煉瓦駅

平凡社新書の「幻の東京赤煉瓦駅」と言う書籍があります。
何となくタイトルに惹かれて・・・的な気持ちで購入しました。確か上野駅内の結構大きな書店だと記憶しています。
著者は中西隆紀氏。プロフィールを調べてみると次の通り。
1947年大阪氏生まれ。多摩美術大学卒業。編集者、書籍デザイナーを経て現在ライター。
タウン誌「本の街」を創刊。著書「幻の東京赤煉瓦駅」
・・・まあ、そうゆうことです。


本誌の書き出しにこうあります。

『日比谷のガード下が輝きだすのは、日が落ちる寸前、甘い煙がただよう頃だ。この中程、アーチ下の焼き鳥屋は路上にはりだしているから、甘い香りが売りであった。このガード線路の東側は銀座、西が帝国ホテルで、泊り客が銀座へ横断するには必ず赤煉瓦の高架線路をくぐらなければならない。ガードを抜ければ銀座。アーチを渡れば別世界が待つ小さな仕掛け穴みたいな存在でもあった。』

私自身、現在は麹町だが、つい5年位前までは20年以上『神田』を勤務地としており、私を含めたしがないサラリーマンにとっては神田、日比谷、新橋のガード下はマイ・スイート・ホーム。
毎晩「おいでよ我が家」的なノリで何度と無く足を運ぶ処です。
・・・帝国ホテルの宿泊客にとっては小さな仕掛け穴かもしれないが、そう、まさにガード下は間違いなくサラリーマンの聖地!?なのです。

本書を読み進めていくと、正に「都会の喧騒」の権化とも言うべきガード下にこんな歴史があるのかと、まざまざと見せ付けられます。
意気盛んな明治における国家の威信と企業の野望をかけたある意味での戦いの遺産、そんな歴史の一端における終着点がガード下だったのです。
そして、そのことを知らせてくれたのが本書でした。

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