FC2ブログ


東京都台東区根岸3-12-18  2012.07.08訪問

店舗概要

「下町の隠れ家的存在の洋食屋」という少々食傷気味のキャッチで語られているお店です。
『1965年創業。鶯谷の裏路地に佇むモダンJAZZの流れる純洋食屋 店内ではいつも心地よい音量のジャズを流して、裏通りでも、味さえ良ければお客様はいらしてくれると信じて毎日営業しております。壁には、歓送迎会、誕生日など記念日にご来店されたお客様の写真を感謝の意を込めて所狭しと飾っています。料理は「ふんわりとしたハンバーグ」「豚ヒレ肉の生姜焼き」「デミグラスソースのビーフシチュー」などが人気が高いです。小皿コース、自家製ピザに美味しいワインをどうぞ。』
と食べログに記載されていました。
まさに大人のレストランといった風情を果たして楽しめるのかどうか、興味津々なお店です。

店舗内外観

確かに判りにくい場所にあるのも確かで、呑み屋、鰻屋がひしめき合う様なまさに下町の路地の一画にあります。
ビクトリア ビクトリア
外観からくるファーストインプレッションは、地元の方以外で何も知らずに入るのは実に勇気の要りそうな店舗です。
しかしながら、一歩中に入ると文字通り“ビクトリア朝”調のランプシェードやブランケットにレトロクラシックを感じます。(実際にビクトリアンかどうかは判りませんが、そんな時代を感じるという意味での比喩ということで…)
ビクトリア
すべてテーブル席で15,6人で満員になるであろうスペースです。ウッディな造りが落ち着きを感じさせます。
ビクトリア
そして店内の壁面の上部には、いままで訪れた方たちの写真が所狭しと貼られています。そして窓側にはこちらの店の売りであろうモダンJAZZの“レコードジャケット”が飾られお洒落な雰囲気を醸し出しています。
下町という佇まいのなかでは、ちょっと異色な店舗でしょう。

メインメニュー

ハンバーグとチキンカツランチ 【ハンバーグとチキンカツランチ】1,000円

ハンバーグとカニコロッケランチ 【ハンバーグとカニコロッケランチ】1,000円

感想

12時少し前の入店でしたが、すでに2組のカップルの先客がいました。
奥のテーブルでオーダーをし、料理が運ばれてくる間この店の売りであり雰囲気を楽しんで見ました。
店内に流れるモダンJAZZですが、今日は“ウェス・モンゴメリー”のあの「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」が流れていました。
結構古い名盤ですが、当時JAZZ界で賛否両論のあったアルバムですから、店舗で流すにはJAZZを知らない人にとっても邪魔にならずお洒落な空間を演出するにはもってこいの選曲と言えるでしょう。ここでオーネット・コールマンを流したら何人の客が帰るでしょうかね。
ビクトリア レコードジャケットのディスプレイを良く見ると私の大好きな「リターン・トゥ・フォエヴァー」があります。しかも何とチック・コリアやのサイン入りではないですか。
他のも見ると隣には「処女航海」がありハンコックのサインがあったりと、まさに恐るべしビクトリアといっても過言ではありません。よほどJAZZの好きなオーナーなのでしょうね。
ビクトリア 店内に貼られた写真は、訪れた来店客を撮ったもののようですが、一部には番組で取材に来た写真もあるようです。しかしながらちょうど私のテーブルの横に飾られた写真を見ると、鳩山邦夫・石破茂の議員や、角川春樹、美保純等の写真がありましたので、単に歴史があるだけの店舗とは思えないのですが、どうでしょうか。

店内のインプレッションが長くなりましたが、料理が出されるまでは10分程度待たされましたが不満の出る時間ではありませんし、この程度待たされると逆に期待感が高まってきます。
今回のオーダーは勿論、こちらの売りの「ふんわりとしたハンバーグ」をオーダーしたのです。
食感はまさにとろけるようなハンバーグです。ある意味固めのハンバーグに馴れているものにとっては、物足らない食感に感じるかもしれませんが、初めて出会った新鮮な食感といえるのかもしれません。
デミグラスソース また、このハンバーグを引き立てているのがデミグラスソースです。
多くのデミグラスソースは、トマト風味の強い甘目のものが多いのですが、こちらのはやや苦めのデミグラスソースです。とはいってもコクがあって肉の味を邪魔しない美味しいソースなのです。
フワフワ感とともに実に良くマッチしたハンバーグで、人気になるのも無理ないことと思わされました。
チキンカツについては取り立てて際立ったところはありませんが、カニコロッケは「ホワイトソースを飲む」といった感じすらするほどクリーミーなコロッケです。
フワフワとクリーミーで実に優雅な味と食感を味わえました。
コーヒー 食後に出てくるコーヒーも、「とりあえずセットだから付いてるよ」的なコーヒーではなく、少し苦めのコーヒーで食後にはスッキリ飲めるものです。このあたりも考え抜かれているのかなあ、と感心仕切りでした。
勿論、コーヒーの苦手な方には紅茶もチョイスできます。

この日の先客の2組のカップルも、随分若い方だったのでかなり人気が浸透しているのかもしれません。
下町の路地の一画で、外観とのギャップを感じさせる店内で、リーズナブルな美味しい料理を味わえるのですから、特にカップルにはオススメです。
相手の女性がこの店の存在を知らないうちに連れて行くとあなたの株は急上昇するかも知れません。ただし、夜訪れる方は注意が必要で、辿っていく道順にはくれぐれも注意しましょう。
なんと言っても鶯谷駅周辺はラブホテル街ですから。。。

2012.07.11記
関連記事
スポンサーサイト





コメント

  1. pansy | -

    隠れた名店ですね

    ジャズが流れる店内は、外観とは全く違った雰囲気ですね。
    食欲がわくような夏向き苦めのデミソース、一度味わってみたいです。

    ( 08:33 )

  2. 薄荷脳70 | -

    Re: 隠れた名店ですね

    pansyさん、コメントありがとうございます。
    こういったお店が探せるのもネットのおかげなんですね、って年寄り臭いことを言ってしまいました(汗)
    こうした楽しみがあるから散策やグルメが止められないのですね^^

    ( 20:26 )

コメントの投稿

(コメントの編集・削除時に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)


トラックバック

Trackback URL
Trackbacks