千葉県市川市南八幡3-5-16  2012.09.08訪問

店舗概要

全くの偶然というわけではないのですが、違う目的で訪れた地に丁度行きたかったお店があったという出会いです。
このお店は以前上尾市にある【利久庵】を訪ねたときに知った「禅味会」の一店舗なのです。しかもこの店で修行を積んだ方たちが各地で独立し、その卒業生らで結成されたのが禅味会ですから、いわば禅味会の原点といえるお店なのです。
禅味会のポイントは、勿論その蕎麦の美味さは当然なのですが、和風の佇まいと“鴨”の美味しさにあり、その根本がここに凝縮されているのです。

店舗内外観

JR市川駅の直ぐ近くにありながら、一本路地を入ったところなので若干気がつきにくいかもしれません。 しかし、路地の前には風情のある灯籠型看板がありますので、思わずこれだけでも期待感がアップしてしまいます。
市川一茶庵
路地を入っていくとこれまた風情のあるエントランスとなります。
市川一茶庵
やはり禅味会の風情は損なわれていないようです。
玄関を入ると左手には食器などがディスプレイされていて、和のテイストがあふれるまさに禅味会風情といえるのでしょう。
市川一茶庵 市川一茶庵
客間は全て座敷で40~50人は入れるでしょう、結構広い座敷となっています。
座敷にはきちんと床の間もあり、落ち着いた雰囲気の中にもちょっとした華やかさを演出しています。
市川一茶庵
メニューは板の表紙で、かなり紙がくたびれているのも返って味があるといえるかもしれません。
おしながき おしながき
トイレの前が小さいながら中庭になっていて、喫煙する方のための椅子もセットされています。
中庭 喫煙席
全面にに和の良さを醸し出した造りになっています。

メインメニュー

天ぷら付おせいろ 【おせいろ】735円
おせいろ 【天ぷら付おせいろ】1,420円

感想

はじめはせいろと田舎の「二色そば」をオーダーしたのですが、やっていないとのこと。更に鴨南そばでもと思ったのですが、タイミングよく隣の席の方が注文していて、これもないという。
よくよく聞いてみると、このお店の裏(実際は駅方面なので表)にスタンドの店舗があり、そちらで食べられるとのことでしたが、まあ、動くのも面倒なことから今回はこのようなオーダーとなったのです。
市川一茶庵スタンド店
オーダー時に細い蕎麦と太い蕎麦があるとのことなので、私の「おせいろ」は細く、家内の「天ぷら付おせいろ」は太いほうを頼んで、2つを味わおうということにしました。

「せいろ」はやや蕎麦の香りが少ないとはいへ、コシのある実に喉越しのよい美味しい蕎麦です。甘めの出汁の好きな私としてはやや辛いですが、こう言った蕎麦にはストレートなほうが良いのかも知れません。
一口、二口いただき「美味い、美味い」と言っていると、家内のブスッとした顔が・・・。
「食べてみて」といわれて食べた家内の太い蕎麦は、蕎麦の香りはかなり強烈で半端ないコシの強さ、というよりはコシを超えて筋肉質といった感じで、ボソボソボソボソした蕎麦です。
左が太い蕎麦で、右が細い蕎麦ですが、十人十色ですから好き嫌いはあるでしょうが、この太い蕎麦だけは2人ともノーサンキュでした。
太い蕎麦と細い蕎麦
責任をとって細い蕎麦を家内に、太い蕎麦を私が食べることにしました(汗)
天ぷらもサクサクで実に美味しかったのですが、返す返すも太い蕎麦だけは残念切りしたくなるほどでした。
あくまでも個人の感想ですから、美味い不味いではなく、好き嫌いと判断してください。
とにかく、太い蕎麦さえ食べなければ、和風の佇まいで美味しいお蕎麦で大満足といった気分に浸れたかも知れません。

どちらにしても、こちらの店舗は酒を飲むのを前提にして玉子焼きや天ぷらで一杯やって、最後にせいろをさっと手繰るのが、一番この店の特徴、長所を引き出せる通の楽しみ方といえるでしょう。蕎麦だけなら手軽に美味しい蕎麦が楽しめるスタンドのほうが良いかもしれません。
楽しみ方のチョイスも重要なポイントといるでしょうが、禅味会の原点に恥じない美味しいお蕎麦の食べられるお店であることは間違いないようです。

2012.09.18記
関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    トラックバック

    Trackback URL
    Trackbacks