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埼玉県上尾市畔吉736-1  2013.01.27訪問

概要

上尾市の西部、荒川の河川敷側に【榎本牧場】があります。
市内では数少ない酪農牧場ですが、この牧場がアイスクリームを直売しており、そのお店が「フォルトゥーナ」です。
この榎本牧場は以前、大河ドラマ「義経」でのオープニングシーンの撮影のために滝沢秀明が訪れたということで、騒がれたこともあったようですが、現在はふれあいの牧場、そしてこの「フォルトゥーナ」が人気を呼んでいるのです。
酪農牧場ですから搾乳が主ですが、それだけでは中々経営が難しいことから考えられたのだそうです。
最近では牧場で直売のアイクリームは珍しくはありませんが、あえて“イタリアンアイスクリーム”、つまりジェラートとしたのはその戦略からなのかもしれません。

店舗内外観

後にサイロを控えたウッディな牧場らしいつくりの店舗です。
フォルトゥーナ
手前にウッドデッキにテーブルセットというつくりもその雰囲気作りに一役買っていそうです。
フォルトゥーナ
まあ、真冬の1月なので寒々しいのは御愛嬌です。
店内はこじんまりした店内で、カウンターが一列と、若干のベンチがあります。
店内も当然のようにウッディで統一され、その場で食べるためのアイスケースと、持ち帰りようにカップに詰められたアイスケース2台がその殆どのスペースを占めています。
持ち帰りコーナー 召し上がりコーナー
中は当然ながらポカポカで、数人が座れるベンチが置かれているだけです。
壁には数人の芸能人でしょうか、色紙が飾られていますが、タッキーのはあるのでしょうか。
色紙

メインメニュー

つぶつぶいちご 【つぶつぶいちご】315円

感想

基本的に搾りたての牛乳から作られたジェラートですから不味いわけがありません。
そしてお店からのお勧めもそのままの味を活かした「ミルク」がお勧めになっていました。
基本的な価格設定は、シングルコーンの1色盛りが262円からで、ダブルコーンの2色盛りが367円からです。これをカップでいただくこともできるのです。
そういわれれば「ミルク」を頼まないわけには行かないのですが、この日は期間限定の「つぶつぶいちご」があるようで、限定に弱い性格と、「ミルク」と「いちご」のいいとこ取りという、一石二鳥のお得感に誘われて「つぶつぶいちご」にしてみました。
そしてこれは注文を受けてからミルクジェラートといちごを混ぜるところが売りなのです。
つぶつぶいちご
1月の寒さも何のそのと、フランスのカフェさながらの粋を醸し出すオープンデッキのベンチであえていただきました。後々考えたら寒空の中でジェラートが全く似合わないオッサンが1人、黙々とジェラートを食べている姿を想像すると、我ながらゾッとする重いです。まさに年寄りの冷や水と思われること請け合いです。
二度とこのような醜態をさらさないよう心に誓って、牧場を後にしたのでした、ってまだ終われません。

とても濃厚でコクのあるミルクなのですが、全くしつこさがありません。
一般的に有名なハーゲンダッツのコクを持ちながら、ねっとりした甘さの後味(これはこれで美味しいのですが)が少なく、すっきりといった感じなのです。
いちごの“つぶつぶ”も周りにあるいちごのゴマのようなものではなく、いちごをコマ切りしたものをフローズンにしてミルクアイスと混ぜ合わせているので、いわゆるストロベリーアイスとは全く違った食感なのです。
つぶつぶいちご

ここでふとした疑問ですが、お店のキャッチにもある通り「イタリアンアイスクリーム」、所謂ジェラートとアイスクリームって同じものなのでしょうか。そこで調べたところ厳密には違うものなのだそうです。
大別するとアイスクリームは4分類あるそうです。

1.アイスクリーム:乳固形分15%以上(うち乳脂肪分8%以上)
2.アイスミルク:乳固形分10%以上(うち乳脂肪分3%以上)
3.ラクトアイス:乳固形分3%以上
4.氷菓:上記の分類に含まれない冷凍菓子で乳固形分3%未満のもの

このうち4の氷菓はシャーベットなどにあたるのですが、ジェラートはどの分類となるのでしょうか。
基本的にイタリアでは通常5%前後の乳脂肪でジェラートを製造するのが一般的なのだそうなので、その製法で言えば2のアイスミルクに分類されるのです。
因みに一般的な製品でLOTTEの「雪見だいふく」、森永乳業「MOW」などが、このアイスミルクに分類されています。

こう分類されると何となく1ランク下のアイスのように考えられますが、それはジェラートの基本的な考え方が間違っているからなのです。
つまりジェラートは乳脂肪が低い分、カロリーが低いことから栄養価の高い健康食品と考えられるのです。これは一般的なアイスクリームの原料に使われる卵黄を使っていないことからで、逆にいえば牛乳本来の味を活かしたアイスといえるのです。
したがって原料が美味しければ、美味しく健康的なジェラートが製造できるということになるのです。
イタリアでは朝からジェラートを食べる習慣があるそうで、ジェラート=デザートと言う概念ではなく、ブルーツやミルクの変りといった意味合いがあるのです。
このようにある意味ではいいことずくめのようですが、それではあのプレミアムアイスのようなコクが無いではないかと思われますが、その秘密は搾乳したミルクを低温殺菌し、半日寝かしてから作ることにより芳醇なコクが出せるのだそうです。
そうなると更にいいことずくめと言えるわけですね。
このように独特の製法で創り上げ、プレミアムアイスクリームにも負けない味とコクの牧場産直のジャラート、わざわざ食べに来ても充分満足できることでしょう。
でも、まあ、夏がいいでしょうね、やはり;;

2013.02.05記
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コメント

  1. サムライ銅像研究会 | -

     こんばんわ。
     おいしそうですね。以前、関ヶ原古戦場を訪れた時に、ヤギのお乳のジェラートが売っていまして、食べるとサッパリ甘くて美味しかったのを思い出しました。また関ヶ原に行きたいものです。松尾山に登ったり・・・。

    ( 00:01 )

  2. マヤリモ | -

    こんばんは。

    榎本牧場さん、昨年の夏、猛暑日の中を鴻巣から荒川を河口まで自転車で下った時に立ち寄りました。

    暑い中でいただいたジェラートは、風呂上がりの生ビールに匹敵する美味しさでした!

    でも、冬に食べるジェラートも美味しいですよね。

    ( 20:12 )

  3. 四季歩 | ipmCGEIo

    いいですね

    いい所を教えていただきました。
    暖かくなったら、行ってみようと思います。
    神津牧場なんかには、よく立ち寄ることが
    ありますが、ロケーションだけでもう美味しい
    気分ですよね。

    イタリアのジェラートは、トレビの泉のところで
    食べたのが美味しかった。
    「ローマの休日」みたいにスペイン階段のところでは、
    食べられなくなっているので、トレビの泉のところで
    みんな食べるんですよね(笑)
    懐かしいです。

    ( 20:36 [Edit] )

  4. 薄荷脳70 | -

    サムライ銅像研究会さん、ありがとうございます。

    関が原ですか、一度は行ってみたいところです。
    古戦場のジャラートって言うのもなかなか風情ですね。ヤギって言うのも面白いですね。
    信長辺りがヤギのミルク飲んでいたり・・・、ってなことはないでしょうねw

    ( 04:18 )

  5. 薄荷脳70 | -

    マヤリモさん、ありがとうございます。

    暑いさなかのジェラートは特に美味しいでしょうね。べたべたした甘さではないので、すっきり食べられるでしょうね。
    それにしても猛暑の中、鴻巣から川口まですごいものですね^^

    ( 04:27 )

  6. 薄荷脳70 | -

    四季歩 さん、ありがとうございます。

    トレビの泉で食べられたのですか、なかなか素敵ですね。
    私もローマに行ったとき、家内がスペイン階段でジェラート食べたいと言っていたのですが、1月でしたし、当時ローマは大寒波で、40年ぶりの降雪とかでジェラートの「ジ」の字もありませんでした(汗)
    やはりジェラートと聞くとヘップバーンが思い浮かんじゃいますよね^^

    ( 04:32 )

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