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概要

知人から有楽町に面白いお店があると教えられ、4月13日の土曜日、有楽町方面に所用があったので妻と二人で訪れてみました。
有楽町駅の日比谷側(西側)は、かつて「有楽町で逢いましょう」のそごうデパートや丸の内のオフィス街で、華やいだ活気のあるエリアで、反対の銀座側(東側)は大分見劣りするエリアでしたが、最近になって再開発されたことにより随分お洒落なエリアに変貌したのです。
そのエリアの中でも、有楽町駅前にある東京交通会館は昭和40(1965)年に建てられた50年の歴史のあるオフィスをもつ複合商業ビルで、有楽町の歴史を物語ることのできる数少ないビルのうちの一つなのです。
東京交通会館
若い方は余り馴染みがないかもしれませんが、オジサン世代の方は回転展望レストランと旅券発給窓口(現在のパスポートセンター)があったことで知っている方も多いと思います。
30年ほど前はパスポートの申請は現在のように各都道府県には無く、少なくとも首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉県)に在住者は、この交通会館の窓口に行かなければならなかったので(その他の県はわかりません)、大層不便な時代だったからこそ、この交通会館の存在は記憶に残っているのです。
その50年近い歴史を誇るビルの地階に目指すお店があるのです。

麺屋 ひょっとこ

東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F  2013.04.13訪問

店舗内外観

店舗の外も内もあまり関係ありません。
東京交通会館ビルの地下一階のショップ街の一角にそのお店があります。
麺屋ひょっとこ
この日はPM1:00前でしたがご覧のような行列で、いわゆる行列のできる美味しいと評判のお店と言うことでしょう。
麺屋ひょっとこ
もっとも7席だけのカウンターのお店ですから、それに評判を呼べば行列になるのは必然です。
麺屋ひょっとこ 麺屋ひょっとこ
食券を購入するシステムですが、その上には行列の並び方が説明されていますので常に行列が出来ているのでしょう。
麺屋ひょっとこ
店はこのように2名の年配の方が(御夫婦でしょう)狭い厨房で切り盛りしていています。
麺屋ひょっとこ
ほぼ待つこと30分程度、やっと順番が巡ってきました。

メインメニュー

和風柚子焼豚麺 【和風柚子焼豚麺】900円

感想

メニューはいたってシンプルです。
「和風柳麺」(650円)、「和風柚子柳麺」(700円)の2種類で、バリエーションとして各々“焼豚麺”(850円と900円)があるだけの4種類です。
サイドメニューとしてはガッツリ系の方のために茶飯(沢庵付)150円や大盛りがあり、その他はトッピング類というラインアップです。
ラーメンが提供されるまでの時間はかなり早く5分ほどで出てきますが、これは基本的に席が7人だけなので、席があくまでにオーダーが捌けてしまうこと故でしょう。

オーダーした和風柚子焼豚麺は、まず柚子の香りがあふれかえっています。というより、狭い店内すでに柚子の香りに包まれているといったほうが早いでしょう。やはりこの店の売りだけあって、多くの方が柚子ラーメンを頼むからなのです。
第一印象は彩が綺麗なことでしょうか。
麺とたまごの黄色をベースに三つ葉の緑色とスープとメンマの茶色の組み合わせは、それだけで爽やかさを醸し出しています。

サッパリとしたダシの効いたスープですが、魚貝とか豚骨とかの主張せず、柚子の香りを引き立てるかのような味です。では、普通のラーメンはといわれると、サッパリ味のコクのあるラーメンということになるでしょうが、やはり柚子があってナンボですから、柚子の嫌いな方は訪れる必要は無いでしょう。
和風柚子焼豚麺の柚子
細くやや柔らかめの麺は、サッパリスープとの相性も良いようで、ササっと喉を通り抜けていきます。蕎麦で言う喉越しの良いラーメンってことでしょうか。
和風柚子焼豚麺の細麺
その分、チャーシューとメンマの食感は実に面白いものです。
和風柚子焼豚麺のチャーシュー
チャーシューはトロトロの角煮で、薄味なのでスープに浸っているのがちょうどよい味付けとなります。メンマは反対に太く固めの食感が相対して硬軟取り混ぜたメリハリのある食感と味です。
全体的にはかなりのボリュームで、一般的な女性の方は普通の柚子ラーメンでちょうどよいかもしれません。
サッパリした味に、柚子の香り。そしてボリューミーなチャーシューとメンマで、充分満足できるラーメンでした。

最後に気が付いたのですが、この店のどんぶりの柄は一椀ごとに違っているようで、柱にその一覧が掲出されていました。ご主人のこだわりなのかもしれません。
どんぶり一覧
有楽町駅前ですから、近くに行かれることがあれば、柚子の嫌いな方で無い限り、一度試してみても損は無いと思います。
平日はどうなのかわかりませんが、ある程度行列覚悟で。。。

民芸喫茶 甘味おかめ

東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 B1F  2013.04.13訪問

店舗内外観

続いて訪れたのが「民芸喫茶 甘味おかめ」です。
「麺屋 ひょっとこ」と同じ交通会館の地下1階の同じフロア内にありますが、フロアの奥まったところにありますので、ちょっと店内図で確認しないとわかりにくいかもしれません。
エントランスはまさに和風そのものですが、甘味とあるのですが食事も出来るようになっています。
甘味おかめ
まさに昭和のメニュー棚といえるでしょう。
甘味おかめ
“ひょっとこ”にはありませんでしたが、エントランスの中央に見事なおかめの面が付けられています。
甘味おかめ
店内も落ち着いた和風の造りで、やや奥に細長い店内です。
甘味おかめ 甘味おかめ
4人掛けのテーブルが5セット程度ですから、20人程度入れるのでしょう。
民芸喫茶となっているので、店内のディスプレイもそのような雰囲気を漂わせています。
交通会館とともに歴史を歩んできたような、まさに昭和の香りのする店舗です。

メインメニュー

蔵王あんみつ 【蔵王あんみつ】730円

桜あんみつ 【桜あんみつ】(期間限定)830円

感想

オーダーの前に店員の方に、余りに語呂が良すぎるので「ひょっとこ」と関係があるのか伺ったところ、経営者が一緒なのだそうです。
言われてみればスタッフのユニフォームも同じ黒で統一されていますね。
“ひょっとこ”は2005年にオープンしたかなり新しい店舗なのですが、“甘味おかめ”は創業60年を誇る老舗なのだそうです。60年といえば交通会館より古いのですが、本店は麹町にあるそうです。
甘味処にはあまり行かないので良く知りませんでしたが、後に知ったところによると東京でも何本かの指に数えられる名店なのだそうです。
やはり、私達と同じように“ひょっとこ”とセットで訪れる方も多いそうです。まあ、知っていればそうする可能性は大ですね。

オーダーしたのはこの店の売りである「蔵王あんみつ」と、季節限定に弱い「桜あんみつ」です。
柚子チャーシューメンが結構ヘビーでしたが、甘いものは別腹といい効かせてチャレンジです。私個人的には甘いものも好きで、甘辛両方ともいくらでも付き合えるほうですが、流石に最近はウェイトコントロールのために無茶食いはしないように心がけてはいるのですが。。。
そしてやってきました“蔵王あんみつ”です。
横から見ると確かに迫力ある見栄えで、勿論蔵王の樹氷を模したソフトクリームが乗っているのです。
蔵王あんみつ
更にやってきた“桜あんみつ”は白玉の代わりに桜玉、そして桜の花の塩漬けと、桜の葉がとっても良い香りを出しています。
桜あんみつ 桜あんみつ
柚子の次は桜の香りと、日本の季節感を堪能することが出来ますね。

そして実際に味わいます。
先ずはあんみつの主役である「餡」ですが、こういった処で甘さ控えめを求める事は野暮なことで、じっくり味わえる実に良い甘さです。まさに、これが餡の味わいともいえるような素敵な餡です。
しかしながら胸焼けのしそうな甘さでもないところが、この餡のミソかも知れません。そしてグズグズになっておらず、外側の皮が多少硬さを残したメリハリのある餡がうれしいです。この辺りが、この店が受ける要因なのかなと思えます。
ソフトクリームもしっとりした甘さで、冷たい感覚が餡との調和を図っているかのようです。
多少甘さを控えたい方は、黒蜜をかけなければ良いかもしれませんが、それを省略するのは邪道でしょう。やはり甘いものを食べる時は、カロリーなどを気にせず思いっきり甘さを堪能すべきなのでしょうね。
桜あんみつも同様に美味しさは変らず、桜の香りが楽しめるという具合です。とにかくガッツリ甘いものが食べたい、と言う方にはお勧めのお店です。
「おかめ」と「ひょっとこ」の対で楽しむのも良いでしょうし、「おかめ」で食事と甘味を楽しむのも良いかもしれません。

有楽町の地下街で古きよき“昭和”を味わうのもまた一興ですね。この地下街には純喫茶もまだ残っていますし。。。
因みに交通会館の道を隔てた隣のイトシアには、この「おかめ」の店舗がもう一店舗あります。
イトシア店
つくりは和風ですが、流石にお洒落な雰囲気なので若い方が多く、休日などは行列しているそうです。
楽しみ方は十人十色ということでしょう。

2013.04.15記
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コメント

  1. こんにちは!

    このラーメン屋さんは狭いのにいつも並んでて気になってました!
    おかめとひょっとこ、なるほどです~。
    同じ経営だったんですねぇ~!

    交通会館は物産館が沢山入ってるからよく行きます。
    今度是非ひょっとこに入ってみたいなぁ~、と思いました!

    ( 12:47 )

  2. 薄荷脳70 | -

    たびぱぱさん、ありがとうございます。

    北海道とか、確かに物産館がありますね。
    意外と楽しかったりしますよね^^
    機会があれば是非ご賞味くださいw

    ( 05:25 )

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