川口市立グリーンセンター

流石にゴールデンウィークとあって開園9:00前にもかかわらず多くの家族連れが開園を待ちわびています。
川口市立グリーンセンター エントランス
人気の高さが伺われますね。
正門の前のエントランスには、綺麗な花に囲まれたレトロな街灯が立っていました。
五燈用門柱燈 五燈用門柱燈
早速、タブレットで調べたところオフィシャルサイトには“五燈用門柱燈”というパワースポットとありました。
この門柱燈は東京・赤坂離宮造営の際建立された門柱燈と同型のもので、保存されていた設計図をもとに復元されたものだそうです。
現在の迎賓館ですが、写真で見る限りこの門柱は無いようですが、正面車寄せ入口に“五燈”の柱がありますので、当時の五燈用門柱燈をモチーフに作られたのではないでしょうか。
現在の迎賓館の五燈用門柱燈 《(C)近代文化遺産見学案内所》
迎賓館にもない門柱燈ですから実に貴重な遺産ということになるわけで、時代のパワーといえるでしょう。

四季を楽しむ花の空間

入園券300円を購入して、9:00の開園と同時に入園です。
入園券
ゴールデンウィークですから家族連れが多いのも当然ですが、これほどの人気があるとは思いもよりませんでした。

コミュニティ広場

正面にあるのが花でつくられたマークですが、川口のシンボルマークだそうです。
川口市のシンボルマーク
川口のシンボルである荒川、植木、鋳物をモチーフとしたもので、ビオラ、タマリュウ、リシマキアの花で作られています。
シンボルマークの意味
シンボルマークの手前に案内板があり、沿革が記載されています。
昭和21年4月:農業振興のため埼玉県川口地区指導農場設立
昭和35年3月:川口市農業センター設立
昭和42年9月:皇太子妃殿下(現在の天皇・皇后)ご宿泊(大集会堂シャトー赤柴)
昭和42年11月:グリーンセンター川口市立花木植物園開園
昭和53年8月:グリーンセンター公園として計画決定
昭和54年4月:グリーンセンター川口市立花木植物園を川口市立グリーンセンターに改称
平成元年7月:日本の都市公園100選に認定される
川口市に30年も住んでいながら存在以外は全く知りませんでした。
まあ、こうゆうものでしょう。

つつじ山

本来はここから南側方向の花壇広場がメインストリートなのですが、逆周りで園内を散策します。
シンボルマークの左手に見える丘が「つつじ山」です。
つつじ山
約25,000株のツツジが植栽されており、季節的には終盤なのかもしれませんが、かなり綺麗な光景です。
つつじ山 つつじ山 つつじ山
山の中央にモニュメントがありますが、“彫刻塔「波貌」”というパワースポットなのだそうです。
彫刻塔「波貌」
昔、河口が海に接する地点にあったことから“川口”という地名の由来にちなんで製作されたものです。英語の「WAVING FIGURE」がそれを物語っていて、ステンレスの4本の柱と、波状の鏡面で構成された柱が、天空に向って無限に上昇する発展的な志向と時の変化を表しているのだそうです。
川口誕生以来の波動パワーを感じるのかも知れません。

つつじ山の一画に藤棚があり、綺麗に藤の花が咲いています。
藤棚
ちょっと木陰で一休みも気持ちの良いものです。
つつじ山の東側麓にある“一等三角点「根岸」”もまたパワースポットなのです。
一等三角点「根岸」
三角点は、緯度・経度・高さが正確に求められている位置の基準点のことで、一等三角点から四等三角点まで全国に約10万点設置されているそうです。その中のこの“一等三角点「根岸」”は全国に約1,000点、埼玉県に10点しかないものの内の一つだそうなので、これも貴重なものとしてパワースポットとなりうるのでしょう。。。
案内板の写真でわかるとおり、このマンホールのような中に基準点があるのです。
一等三角点「根岸」 一等三角点「根岸」
そして、この場所の正確な位置は、緯度:北緯35°50′47″、経度:東経139°43′38″、標高:6.28mだそうで、この一等三角点「根岸」から主な三角点までの距離が掲載されています。

●三等三角点「本丸」(千代田区1番1号皇居):17,742.40m(約18km)
●二等三角点「富士山」:105,443.01m(約106km)
●三等三角点「剣岳」(富山県立山町):208,358.26m(約208km)
●二等三角点「大阪城」:403,175.59m(約403km)
●二等三角点「御岳」(鹿児島県桜島):963,544.84m(約963km)
●一等三角点「宗谷山」(北海道稚内市):1,084,174.55m(約1,084km)
●一等三角点「沖の鳥島」(東京都小笠原村):1,745,762.13m(約1,745km)
●三等三角点「宇良部岳」(沖縄県与那国島):2,041,748.37m(約2,041km)

こうのように表されると、何となく空間のパワーを感じてしまうような気がします。

大芝生広場

つつじ山の東側には「モデル庭園」があります。
モデル庭園 モデル庭園
庭園広場といい名称ですが、“安行の植木”をPRするために作られたものですね。
モデル庭園の南東にあるのが「花菖蒲園」と「ホタルの里」です。
花菖蒲園 ホタルの里
どちらも季節外れなので、見るべきところはありませんが、6月~7月には賑わうのでしょう。
園路沿いにはこのような野藤も見られます。
野藤
ピンク色が大変素敵でしょう。
そしてモデル庭園の南側一帯に広がっているのが「大芝生広場」で、その一画にあるのがパワースポット“さざれ石”です。
大芝生広場 さざれ石 さざれ石
国歌「君が代」で詠まれている“さざれ石”で、結構各地にあってお馴染みです。
通常多くの岩石は川を流れて角が削られて小さくなっていくものですが、このさざれ石は溶けた石灰石が粘着剤となって小石を固まらせ、数万年の年月で大きな岩になるという発展を比喩するところから貴重とされている岩石なのです。
岐阜県で産出されているもので天然記念物です。
大地のパワーを感じることができるでしょう。

大芝生広場の南側一画にある池が“白鳥の湖”ならぬ「白鳥の池」です。
白鳥の池
実際につがいの白鳥がいるそうですが、この日は見つかりませんでした。このような噴水を白鳥に見立てておきましょう。
更に「白鳥の池」の左手には「日本庭園茶屋」があります。
日本庭園茶屋 日本庭園茶屋
落ち着いた和の佇まいを醸し出す庭園と茶屋で、市内在住の方から寄贈されたものだそうです。

大集会堂

大芝生広場の南にある建物が「大集会堂」です。
大集会堂
孔雀を模した門がオシャレです。
大集会堂 門
ここは沿革にもあったとおり昭和42年9月に当時の皇太子妃殿下が埼玉国体の際に宿泊された施設で、通称「シャトー赤柴」とよばれ、その2ヵ月後にグリーンセンターとして開園していますから、ある意味迎賓館といった意味合いだったのでしょう。
当時のグリーンセンターのシンボル的施設だったと言うことで、前庭にはいくつかの記念碑が残されています。
「大野元実氏の像」は元川口市長であった氏を顕彰する胸像で、確かに私が川口市居住中の市長でした。特に思い入れはありませんが、何となく懐かしいお名前を聞きました。
大野元実氏の像
「大集會堂」碑ですが、“會”の字の漢字が時代を感じさせます。
「大集會堂」碑
更に謎のハニワですが、笑うハニワは本庄市で出土したのですが、それを模したのでしょうが、何故。。。
笑う埴輪!?

そしてもう一つがパワースポット“タイムカプセル”です。
タイムカプセル
川口市の過去・現在の冊子や写真なのどの資料を、未来へのメッセージとして伝えるためのカプセルで、1986年に製作され、50年後の2036年に掘り起こされるそうです。
川口市から当時の浦和市へ転出したのが1985年ですから、ほぼ私の生まれ育った次代も充分含まれているものです。
後、23年生きていられれば見ることができるのですが。。。
時間のパワーを感じる、パワースポットなのです。
大集会堂は現在、結婚式などの会場として、そしてレストランとして活用されていますが、まだ時間が早かったようでオープンしてはいないようです。
大集会堂
流石に当時は迎賓館として使われたので、西洋風でありながらも閑雅な建物です。

大集会堂の裏手に廻って見ます。
集会堂の尖塔が印象的ですが、建物の前は芝生の庭園となっていて、レトロなガス灯のような街灯とともに一部バラ園となっています。
大集会堂
季節はまだ早いので、バラは殆ど開花していませんが、ここには「オーバーナイトセンセーション」という向井千秋さんと一緒に宇宙にいった「宇宙バラ」と呼ばれるバラの原木の直系のバラが植栽されているのだそうです。
バラ園
建物と相対するように庭園の先には人口の滝と噴水が設置されています。
庭園と噴水
そしてその噴水側からみた集会堂です。
庭園と集会堂
これを見て何か思い出す方がいらっしゃれば、その方は完全に“トリック”オタクです。
ここは2005年に放映されたテレビ朝日“TRICK 新作スペシャル”で使用されたロケ地なのです。
概要は、売れっ子占星術師、緑川祥子(名取裕子)の「宇宙占館デスラ 緑川祥子記念館」として使われ、この庭園では昼食の様子が放映されていました。
昨今、地方自治体では地域活性化、文化振興、観光振興などの目的の為に映画・TV等の撮影場所誘致や支援を行う機関であるフィルム・コミッションが多く存在しています。
川口市にも川口フィルム・コミッションが存在しているのですが、バブル期では考えられないことでした。基本的にバブル期以前は川口市も随分と潤っていて、観光など無くても鋳物・植木・ギャンブル・風俗で十分な街でしたね。。。
したがって川口市を舞台とした映画は、吉永小百合主演の「キューポラのある町」くらいなものではないのでしょうかね。まあ、これは原作自体が川口市を描いたものですから、川口市以外ではありえないことからかもしれませんが。
いづれにしても、川口市の観光などといったものは到底考えもつかない町でしたが、隔世の感を禁じえませんね。

ぼたん園・山野草園

大集会堂から再び南に園路にそって進みます。
途中、シャクナゲの花が綺麗に咲いていて、道往く方が足を止めて見入ったり、写真を撮っています。
シャクナゲ
園路の右手には「ボタン園」がありますが、終焉のときを惜しむかのように最後の一咲です。
ボタン園 ボタン園
その中に謎の石像がありますが、これこそパワースポット的ですよね。。。
謎の石像
隣にあるのが「万葉の里」で、万葉集に読み込まれた草花を植栽してある場所です。
万葉の里
結構、おなじみですよね。

鑑賞温室

ぼたん園を更に南下すると<「鑑賞温室」があります。
鑑賞温室
ここは“ラン”の温室です。
ランといわれると、胡蝶蘭を思い出しますが、実は世界に700属以上15,000種あるのだそうです。
鑑賞温室
種類の多さにも驚きますが、英語の“オーキッド”はギリシャ語の睾丸を意味するのだそうです。その形が睾丸に似ているからだそうですよ。
“オーキッド”はギリシャ語の睾丸
結構広い温室の中に、数々のランが展示されています
ランの展示 ランの展示
意外な事にアイスクリームなどでお馴染みの“バニラ”もラン科なのだそうで、あのバニラエッセンスは種子を発酵させて作られたものなので、そんままの葉っぱなどには何の臭いも無いのだそうです。
バニラ
確かに見た瞬間臭いをかぎましたから。。。
色とりどりのランが展示されていますが、“カトレア”もラン科なのだそうです。
カトレア カトレア
そして中央になんとも不気味な巳年にちなんだラン“コブラオーキッド”です。つまり、コブラの睾丸・・・違っ!
コブラオーキッド
言われて見れば確かに睾丸・・・、ではなくてコブラの形ですね^^
ちょっと楽しかった鑑賞温室です。

芝桜

ここからは一端東に向かい「わんぱく広場」に向いますが、途中には「芝桜」が植栽されていました。
芝桜
まだ、植栽されたばかりのようで、スカスカの状態ですが、これが一面に埋まると見事な光景となるのでしょう。
その一画には「コデマリ」が白いキュートな花を見せてくれています。
コデマリ
更に隣には「梅林」があるのですが、今年のお勤めは終わりとばかりにひっそりとしています。

夢が広がるわんぱく広場

芝桜を抜けるとその先に“ミニ鉄道”があります。
ミニ鉄道 ミニ鉄道
まさに東京駅を彷彿とさせる、否、埼玉県では深谷駅といっておきましょう。
このミニ鉄道は、ここから東側にある「わんぱく広場」を一周する、全長600mの鉄道です。
このように家族を乗せて走っていくのですね。
ミニ鉄道
車輌はSLと新幹線で、子どもたちには単純で一番判り易い車輌です。
子どもたちも大喜びですが、傍らの“白雪姫と七人の小人たち”は、見向きもされませんでしたね。。。
白雪姫と七人の小人たち
しばらくはこの鉄道に沿って散策してみます。

展望すべり台

電車に沿ってトトンネルをくぐり、踏み切りを渡るとそこはもうこどもの国「わんぱく広場」です。
わんぱく広場 わんぱく広場
わんぱく広場には、他の園内とは違い子ども達の遊具であふれています。
右手に見えるのが“展望すべり台”です。
展望すべり台
高さ20m、長さ35mのすべり台で、大人でもちょっと上ってみたくなりますね。

夢ふうせん

そしてこちらがわんぱく広場のメインである各種の遊具です。
夢ふうせん
バルーン見立てた遊具から、アスレチックなどの遊具に移れるようです。まさに夢の詰まった風船なのでしょう。
そうこうしている内にミニ鉄道がやってきました。
ミニ鉄道
やはり子どもたちにはこのわんぱく広場が人気のようで、わざわざ近くに東門を作った位ですから、その人気の高さは推して知るべしということでしょう。

心やすらぐ緑の空間

わんぱく広場を後にして、再び鑑賞温室を通りすぎ西に向うと大きな建物があります。
緑のアトリエ 緑のアトリエ
“緑のアトリエ”という施設で、様々なイベントを行っているようです。
現在は書道教室が行われていました。

大温室

緑のアトリエから、今度は北上するとやはり大きな温室がありますので入室してみます。
大温室
この「大温室」は昔から結構有名で熱帯温室・水生温室・サボテン温室の3つから成り立っています。
まずは熱帯温室です。
見たままの熱帯特有の植物の数々です。
熱帯温室
この綺麗なピンク色の花が“ブーゲンビリア”です。名前はよく聞くのですが、見たのは(知ったのは)初めてです;;
ブーゲンビリア
そしてこちらは腐ったバナナではなく、こういった品種の“レッドバナナ”だそうです。
レッドバナナ レッドバナナ
何かすっごく不気味ですよね。

そして何と階段の手すりに沿って咲いているのが“ヒスイカズラ”です。
ヒスイカズラ ヒスイカズラ
2ヶ月ほど前でしょうか、神奈川県大船の植物園でヒスイカズラが咲いているというニュースで初めて知り、その形と色に非常に興味を持ったのですが、なかなか大船までは行く機会がないので残念だったのですが、まさかここで見られるとは思いもよりませんでした。
この“ヒスイカズラ”はフィリピン諸島などのごく限られた地域の熱帯雨林にしか自生しないマメ科の蔓性の植物で、高さ20m以上になり、花房は1m以上にもなるのだそうです。
各地の有名植物園程度しか栽培されておらず、一部では絶滅まで危惧されている非常に希少な植物なのです。
下には落ちた花まで展示されていますから、いかに貴重なのか判りますね。
ヒスイカズラ
香りは殆どありませんが、フワッとした触感は見た感じとは違いましたね。
この色といい、形と言い、まさに今日一番の収穫と言えるかもしれません。
いいものを見ることができました。

次ぎは水生温室に移ります。
入口附近にあるこの逆さ線香花火のような木は“パピルス”です。
パピルス
あの、歴史にでてくるやつですね。
更に水生と言えばこういったものですね。
水生温室 水生温室
沢山あるので何が何やら。。。

最後がサボテン温室です。
まさにサボテン天国です。とにかくよく見るものが沢山あります。
サボテン温室 サボテン温室
しかし一つ奇妙なサボテンが奥の方にあります。
その名も“奇想天外”です。
奇想天外
奥まで入り込めないので、望遠で撮影したのですが、てっきり手前の棒状のサボテンのことと思っていたのですが、後の大きなサボテンのことだったのですね。
写真を見てから気が付きましたが、後の祭りってことです。
で、何が奇想天外なのかと言えば、なんとこのサボテン2000年以上生き続けている驚異のサボテンなのだそうです。南アフリカのナミブ砂漠に生息する固有種で、その風変わりな外見と奇怪な様子から「奇想天外」と名付けられたのだそうです。ここで見るとそんな感じはありませんね。
日本での栽培は1967年ポルトガルから種子を譲り受け23年目の1991年に京都山科植物資料館で開花したのが国内での2例目だそうです。
その後、1995年に京都府立植物園で開花したものと、山科植物資料館のものとの人工授粉を試み、15粒が発芽し、そのうち7株の実生個体を育成栽培することができたそうで、これが国内初の2世植物の育成栽培の成功例なのだそうです。
とっても貴重なサボテンだったのですね。
ネットで調べて見たところ、このグリーンセンターの奇想天外が昨年2012年の8月に開花し、新聞にも取り上げられたのをブログで紹介していました。
奇想天外の開花 《(C)柳風日記 デジカメ写真 散歩》詳しくはhttp://blogs.yahoo.co.jp/yamadajunkodesu/53411551.html
グリーンセンター侮れませんね。本日2番目の収穫でした。

かなり興味深い大温室でしたが、外に出ると面白い光景に出くわしました。
菊の花の中の、一輪の毒々しい花。。。
ムラサキゴテン ムラサキゴテン
“ムラサキゴテン”という仰々しい名前ですが、何故か一輪だけが埋没していました。
何となく微笑ましい光景ですね。

花壇広場

大温室を堪能してから、グリーンセンターのコアにあたる「花壇広場」に向います。
ちょうど運良く花壇広場の噴水が運転されているところでした。
滝・大噴水
この花壇広場は文字通り、広場自体が花壇になっていて、様々の花を見ることができるのです。
花壇広場 花壇広場
そしてゴールデンウィーク中は、沢山の鯉のぼりが泳いでいます。
花壇広場の鯉のぼり
その中でもきちんと真鯉と緋鯉は両端で泳いでいます。
真鯉 緋鯉
まあ、なんとも子沢山のGC鯉一家ですね。

この花壇広場の一画に最後のパワースポットが存在します。
一つは“石の彫刻作品「ある会話」「二つの形」「化石」という彫刻です。
石の彫刻作品「ある会話」「二つの形」「化石」
作者は富田眞平氏で川口市では著名な方です。
もう一つは“鍾乳洞岩石”です。
鍾乳洞岩石
これはあぶくま鍾乳洞から採石された8000万年前の地底岩石で、地中は中生代後期で大きなシダ類と恐竜が生活していた時代です。
自然と人工のストーンパワーを感じることができるでしょう。

大バーゴラ

花壇広場の西側には長い「バーゴラ」があります。
ここでは季節柄“さくら草展”が開催されていました。なんと言っても“さくら草”は、さいたま市桜区の“田島ヶ原サクラソウ自生地”が国の特別天然記念物に指定され、県の花でもあるのですから思い入れもひとしおです。
さくら草展
この桜草花壇は、江戸時代に桜草を鑑賞する時に使用されていたものを再現したもので、“上屋花壇”とも呼ばれていたものだそうです。
桜草花壇 桜草花壇
桜草の鑑賞のし方は、色彩と形の違いを一同に集めてその変化を楽しむ観賞植物であることから、こういった花壇が考えられたようです。

その隣にあるのが「サクラソウ野生種コーナー」で、先の田島ヶ原の野生種などが展示されています。
サクラソウ野生種コーナー サクラソウ野生種コーナー 田島原
その中に上尾に野生種があることをはじめて知りました。
サクラソウ野生種コーナー 上尾白
調べてみれば上尾市と桶川市の境を流れる江川周辺に自生しているのだそうです。
これらの野生種を見ると埼玉県には、上尾、上尾白、小鹿野、桶川、田島白、皿尾、杉戸、田島濃紅、田島(マラコ)、秩父紅、戸田、戸田白、中瀬紅、羽生、平方白、錦ヶ原、田島紅、田島林、田島八倍体、若子玉斑入りという品種があるようです。
ここから判ることは、つまり荒ぶる川、荒川が夏季に洪水を起こしていたからこそ、サクラソウの土と肥料を与えていたことになり、結果として荒川水系にサクラソウの自生が多く見られるようになったということなのです。
しかしながら最近では河川改修が進み洪水がなくなったことが、サクラソウの減少の原因となっているという皮肉な結果ともなっているのです。
そしてこれによる土地の開発により二重の減少原因ともなっているのです。自然との共生と言うのは実に難しいものだと改めて知らされました。
野生種のあとは、様々に作られたサクラソウの数々です。
サクラソウ
中には“緑竜”という群馬県で発見された緑色のさくら草という珍品も展示されていました。
緑竜
埼玉県の誇る可憐な花、さくら草をより身近に感じることができました。

ここから北に進むとスタートの「コミュニティ広場」に戻ります。
スタート時には気付かなかった様々な品種のチューリップが展示されています。
チューリップ
これらを見ると、子供のころからずっとイメージしてきたチューリップの概念が覆されますね。
チューリップ チューリップ チューリップ

40数年ぶりに訪れたグリーンセンターで、時がたっても充分楽しめる事を知りました。
また、老後の楽しみに訪れてみたいものです。(って、老後も近い;;)

(つづく)

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