「たたら祭り」は、ジャンルBで4,659票を獲得して第14位にランクされました。

祭の名称である「たたら」とは、キューポラ(溶解炉)内の温度を上昇させる送風機のこと。川口の伝統的な鋳物産業を象徴している。
第一回は本町通りで1979(昭和54)年10月に開催。第五回からオートレース場とその周辺をメーン会場に移し、二日間開催に。その後、夕やみの八間通りを彩る前夜祭サンバが加わった。
夏の恒例行事となった現在は、流し踊りやダンスのほか模擬オートレース、フリーマーケット、子供向けゲームなどでにぎわう。フィナーレは花火大会でで締めくくる。1999年の参加者数は延べ38万6000人。
(本書の説明より)

川口市へは「安行の植木」「川口グリーンセンター」以来3度目となるのですが、実際には何十回と訪れています。
既に実家はありませんが、そもそも生れた故郷であり、友人も家族の墓地も残っている川口市で、昨年からは結婚した長女が川口市に住み始めたというのも何かの縁で訪れる回数も多くなったのです。
祭りのメイン会場は市の中心であるオートレース場でありながら、名称の元となった“たたら”や“キューポラ”は川口の鋳物産業のシンボルであることは説明どおりで、その鋳物の街こそが私の故郷なのです。
そして川口の産業である“鋳物”を全国的に知らしめたものが、映画「キューポラのある街」で、1962(昭和37)年4月8日に公開されてから51年後と言うこともあり、今回はたたら祭りとこの映画をリンクさせながら散策をすることにしたのです。
題して「“キューポラのある街”50年後の散策」で、祭りとロケ地を訪ねながら川口の歴史と産業、文化、そして現在を訪ねて見るのです。
私自身誕生してから50数年経過した故郷ですので、ここはじっくり味わって見ることにします。

たたら祭り 編

2013年の「たたら祭り」は8月3日、4日の土日に開催されました。
私が川口市に住んでいたのはちょうど誕生してから30年間の1985(昭和60)年まででしたから、既に「たたら祭り」は開催されていたことになるのですが、当時は全く祭りなどというものに関心が無かったので一度も行ったことはありませんでしたので今回の第35回目にして初めて訪れるということになったのです。
今年は川口市市制施行80周年も兼ねているようで、非常に区切りもいい年のようです。

宵祭り

8月3日土曜日は「たたら祭り」の宵祭りで、市役所前の通りである“八間通り”で行われます。
宵祭りは、いわゆる前夜祭のことで夕方頃から始まることから午後4時前には参加者も集り始めて、徐々に祭りの雰囲気も盛り上がってきますが、しばし川口陸橋下から八間道路を市役所に向かってブラブラと懐かしむように散歩してみました。
川口市八間道路 川口市八間道路
随分と店なども様変わりしていましたが、この「柏屋楽器」店は、昔のままのようです。
柏屋楽器
そして4時過ぎからは初午太鼓が市役所入口交差点で始まりました。かなりの人数による太鼓ですので、相当迫力があります。
初午太鼓 初午太鼓
しばし太鼓の演奏に耳を傾けたあと、更に進むと右手に「川口市民会館」が現れます。
川口市民会館
何かの用件で数回訪れたことがありましたが、ここは当時のままですね。
そしてその先の左手が市役所で、こちらも昔のまま殆ど変っていないようです。
川口市役所 川口市役所
数十年変らないのも街としては良いことなのか、良くないことなのか判断はつきかねますが、思い出としては変らないほうがホッとする気分になるのは私だけではないでしょう。
そういった意味では何も変らない故郷に帰って来た気がしてきました。

感傷にふける間もなく、流し踊りが始まるようですので市役所入口交差点まで戻ることにしました。
5時少し前にご当地のゆるキャラである「きゅぽらん」が登場します。
きゅぽらん
全国のゆるキャラの流行で、どこに行ってもお眼に掛る昨今で、その華々しさや可愛らしさを競う姿は微笑ましくもあるのですが、この「きゅぽらん」は若干形といい、色彩といい地味目ではあるようです。
それでも子供達は群がって写真に納まっていましたので、やはり人気はあるのでしょう。
きゅぽらん
そして壇上に川口市長が上がり開催の挨拶と号令によって宵祭りが開催されるのです。
川口市長
その前に市長から川口市のご当地ナンバープレートが決定した旨の発表がありました。郷土の誇りとして“川口”ナンバーが見られる日も近いということですね。
そして開催の号令とともに“流し踊り”が開始されます。
流し踊り 流し踊り
市役所などの公共団体、銀行などの企業、そしてサークルや有志などなど総勢6000人(確かそう言っていた記憶が・・・)の参加者があるようです。
流し踊り 流し踊り
そして曲は「たたら音頭」で、途中の休憩を入れて6時までの1時間只管踊るようです。
15分も見物していると、踊っている方には申し訳ないのですが、同じ踊りの繰り返しと耳にタコの音頭で早々と限界も近づいてきたので、ここは休ませてもらいました。

そして約1時間後、“流し踊り”も終わり、参加者の方々はぐったりした様子で三々五々帰宅するようです。
流し踊り終了
まさにお疲れ様でした、です。
6時過ぎからは“サンバパレード”が行われます。
この種のパレードは、浅草のサンバカーニバルが今や有名ですが、昨今は様々なところで開催されているようです。
早速1番手のグループが登場し、サンバの熱いリズムに乗り、会場もトロピカルな雰囲気に包まれていきます。
サンバパレード
かなり盛り上がり観衆もどんどん増えてきました。
ここは魅かれる光景をピックアップしておきます。

ディア・プリンセス&プリンス
ディア・プリンセス&プリンス ディア・プリンセス&プリンス ディア・プリンセス&プリンス
サンバはリズムが命
サンバはリズムが命 サンバはリズムが命
so Cool
so Cool so Cool so Cool
いつの時も子供は主役
いつの時も子供にはかなわない いつの時も子供にはかなわない
キュート
キュート キュート キュート
衣装も重要!
衣装も重要! 衣装も重要! 衣装も重要!
ちょっとPR
ちょっとPR
そしてパッション!
そしてパッション! そしてパッション! そしてパッション! そしてパッション! そしてパッション!
これが無いとはじまりませんね

やはりサンバはテンションが上がりますが、間違いなく言えることはシャッタースピードの設定が適当なため(というか未だに使い方がよくわからない;;)ブレブレの写真が山積みになっていることでした。
写真はともかくとして、夜も更けてとまでは言いませんが、サンバの心地よいリズムの中で今日は帰宅したのでした。

2013.08.18記
(荒川堤防編につづく)

関連記事
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメントの編集・削除時に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)


    トラックバック

    Trackback URL
    Trackbacks